漫画版ドラゴンクエスト ダイの大冒険の第332話 『響く闇からの声』ネタバレ、ストーリー振り返り感想記事です。
※漫画版ネタバレを含みますので、まだ読んでいない方は注意。
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前回のあらすじ
"ピラァ・オブ・バーン"を投下したバーン。
彼がその柱の先端を映し出すと、そこには巨大な黒の結晶がありました。
それは、ハドラーに埋め込まれていた10倍以上の大きさであり、他の5本の柱にも同様に備え付けられていると言います。
更に、無差別攻撃に思われたバーンの攻撃には狙いがあり、柱が投下された地点を線で結ぶと、六芒星になる事が判明しました。
巨大な黒の結晶は、六芒星魔法陣の魔力で威力が増幅され、確実に地上を消し去るのです。
追い詰められたダイは、急いでバーンを倒そうとしますが、彼を倒して爆発は止まりません。
もし仮にバーンを倒せても、世界中に散った黒の結晶を数分以内に止める事など、不可能なのです。
ダイの目的は、バーンを殺す事ではなく、地上のみんなに平和をもたらす事・・・しかし、その地上はもう無くなってしまいます。
本当にどうしようもない事を悟ったダイは、地面に大の字になったままピクリとも動きません。
バーンパレスには、悔しさで泣き叫ぶポップの声が響き渡っていました。
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・・・終わりだ・・・何もかも・・・!
自分たちの家族や、何も知らない普通の人たちも、みんな消えて無くなってしまう・・・
自分たちの力では、どうする事も出来なかったと、地面を叩き悔しさをにじませるポップ
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"ピラァ・オブ・バーン"の爆発までは、投下から約6分だと言うバーン
最後の1本の始動によって、他の5本の柱の時限装置が全て同時に作動するようです
あと5分もすれば、忌まわしい地上は消えて無くなる・・・
バーンの数千年前からの願いが、今まさに叶おうとしているのです
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「・・・それはそうだろうな・・・!大魔王バーン!!」
ここで、バーンの数千年に及ぶ大事業の成功に、祝辞を述べにある男が姿を現します・・・
その男とは、かつてバーンと魔界を二分した男、冥竜王"ヴェルザー"でした!
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「魔界から動けんというのは、本当だったようだな・・・」
バーンの言葉に、怒りを露わにするヴェルザー
バランに敗れた彼は、天界の精霊たちにその魂を封じられたのです
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地上も欲しかったというヴェルザーは、バーンが地上を破壊しようとしている事を知って、その準備が整う前に打って出ました
そして、結果として失敗に終わり身動きが取れなくなってしまいましたが、その野望は潰えていないようです
そこでバーンは、ヴェルザーが彼の元に送り込んだ死神、キルバーンが死んだ事を明かします
いざとなれば、バーンを殺させるつもりであった刺客がいなくなった事で、ヴェルザーの打つ手はもはやありません
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なんと!?賭けをしていたという2人
彼らは、元々魔界で対立する立場にありましたが、その想いは同じでした
神々が憎い!
そして、魔族と竜族を冷遇し、地上の人間どもにのみ平穏を与えた奴らの愚挙が許せぬと!!
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今から数百年前、彼ら2人は敵対をやめました
その時バーンは、互いに各々の戦略を進め、成功した者に従うという賭けを持ちかけたのです
もっとも、ヴェルザーがキルバーンを送り込んだ事からも分かるように、お互いに完全に相手を信用してはいませんでした
そして、ヴェルザーが身動きを取れなくなってからも、キルバーンは監視を怠る事はなかったと言うバーン
彼は、こんな姿になってからも、未だに地上を諦めていなかったらしいと言いますが・・・
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地上が無くなれば、天地魔界のバランスも崩れると言うバーン
彼は、そのあと天界に攻め入って、封印を解いてやってもいいと持ち掛けますが・・・
プライドを傷つけられたのか、ヴェルザーは無言で姿を消しました
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「・・・あれがオレを倒したバランの息子・・・ダイか・・・」
去り際に、ダイに気が付いたヴェルザー
その屍の様に死んだ目を見た彼は、バランには遠く及ばないと捨て台詞を吐いていきました
しかし、バーンには負け惜しみにしか聞こえません
バランよりも、あらゆる点で現在のダイの方が勝っていると断言します
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古よりの宿敵であるヴェルザーが負けを認めた事で、沸々と実感が湧いてきた様子のバーン
そして、神々が創りし邪魔者である竜の騎士も、もはやもぬけの殻・・・
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完全勝利を目前に、無言で喜びを噛みしめるバーン
辺りには、"ピラァ・オブ・バーン"の作動音だけが無常に響いています・・・
その時です・・・!?
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次回に続く・・・
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まとめ
冥竜王ヴェルザーが登場しました。
ヴェルザーといえば、キルバーンの主ですね。
どうやら彼は、バランとの戦いに敗れた後に、天界の精霊たちによって封じ込まれていたようです。
どちらか勝った方に従うという賭けをしていた二人でしたが、遂にその決着が付きました。
数百年前からの賭けとは・・・人間からすれば、次元が違いすぎるスケールですよね。
魔界を二分していた、バーンのライバルともいえる彼が負けを認めたという事は、バーンにとって邪魔者は全ていなくなったという事です。
まさに、完全勝利を手にしたバーン。
しかし、人間たちの希望が完全になくなった訳ではなさそうです。
ポップに語りかける声・・・その声の持ち主とは、一体!?
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