漫画版ドラゴンクエスト ダイの大冒険の第196話 『さらば我が子よ・・・!!』ネタバレ、ストーリー振り返り感想記事です。
※漫画版ネタバレを含みますので、まだ読んでいない方は注意。
前回のあらすじ
血しぶきを上げ倒れるダイ。バランがすぐに駆け寄ると、辛うじて生きていました。
ダイはバランのギガブレイクの威力に疑問を抱いています。
そして、斬られた方のハドラーも納得おらず、怒りを露わにしています。
そんな中、突如、地中からキルバーンが現れ、自分の血により"真魔剛竜剣"の切れ味が落ちていた事を明かします。
その後、黒の結晶の事を知っているキルバーンは、ピエロにハドラーの傷を治すよう指示し、胸の傷を塞ぎ去っていきました。
キルバーンが去ると、すぐに極大呪文の準備に入るハドラー。
バランは、回復の手を止めるとダイが死んでしまうかもしれないため、防御する事すら出来ません。
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ハドラーとの死闘を繰り広げている頃、デルムリン島では・・・
上から落ちてきたのは、ダイが島に流れ着いた時に乗っていたゆりかごでした
ブラスは、このゆりかごに付けられたプレートから、"ダイ"という名前をつけたそうです
ダイは元気でやっているのだろか・・・?
無事に帰って来てくれさえすればいい!
そう願う、ブラスでした
一方、動けない状態からハドラーに呪文を撃ち込まれたバランでしたが、なんとダイが竜闘気で防御し事なきを得ました
もう完全に治ったと強がるダイですが、立っているのもやっとのはずです
もう、お互いをかばい合って、本気で戦えないのは嫌だと言うダイ
二人が本気で力を合わせれば、新しい"最後の力"が生まれるかも知れない
バランは、ダイの言葉に何かを思い出したようです
そして、ハドラーに立ち向かっていくダイ
しかし、体は正直です
立っている事もままならない状態です
そんなダイの背中を見つめるバランの手は、"竜の牙"を握りしめ震えていました
「・・・わかったお前の言う通りにしよう・・・」
そう言うとバランは、突如ダイに"ラリホーマ"を唱えました
「戦いは私に任せて・・・ゆっくり眠れ」
子を思う親の愛情・・・今のダイには分からなくても、大人になればきっと判るはず
何故、みんなボクにこんな事をするんだよ・・・
以前、アバンも同じ様な事をしました
バランには、竜の強さと魔族の魔力、そして人間の心が備わっているのです
ダイの寝顔を見たバランは、彼が小さい頃の事を思い出しました
親子3人で過ごした、懐かしい日々が蘇ります・・・
ダイが完全に眠った事を確認したバランは、鬼の形相でハドラーを睨み付けます
そして、"竜の牙"を力強く握りしめたバランの手からは、青色の血が流れています
見る見る内にバランの姿が変化します!
"最後の力"とは、ダイと死闘を繰り広げた"竜魔人"だったのです!!
相手にとって不足無し!
竜の騎士の最終戦闘形態に、真っ向勝負を挑むハドラー!
しかし、竜魔人と化したバランの強さは、ハドラーの想像を遥かに上回っていました!!
次回に続く・・・
まとめ
バランは、ダイを"ラリホーマ"で眠らせました。
竜魔人の姿を二度とダイに見せたくなかったというバランは、死を覚悟しているようです。
以前、アバンも同じ様な行動を取りました。
愛する人のために、自分の命を投げ出すという人間の心がそうさせたのです。
そして、過去を思い出す中で、バランがダイを寝かしつけるのが苦手であったという描写がありました。
万能に思われる竜の騎士でも、そういった面では普通の人と同じなのだと、何か温かい気持ちになりました。
竜魔人と超魔生物の戦いは、一体どちらに軍配が上がるのでしょうか!?
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