漫画版ドラゴンクエスト ダイの大冒険の第334話 『閃光のように』ネタバレ、ストーリー振り返り感想記事です。
※漫画版ネタバレを含みますので、まだ読んでいない方は注意。
前回のあらすじ
ポップに語り掛けてきたのは、爆発に巻き込まれた筈のメルルでした。
彼女は、ポップの意思を全て察知し、爆発の直前にフローラたちと共に避難していたのでした。
そして、まだ方法があり、諦めてはならないと言うメルル。
不信に思ったバーンが柱を映し出すと、そこには、"ヒャド"で黒の結晶を凍らせているロン・ベルクとノヴァの姿がありました。
なんと"ヒャド"であれば、誘爆する事なく爆発を止める事が出来るのです。
しかし、残り5本の柱を数分以内の全て凍らせる事は、物理的に不可能です。
そこで、ポップが立ち上がり"ルーラ"で応援に向かおうとしました。
ところが、バーンパレスに再度バーンが結界を張っており、跳ね返されたポップは地面に打ち付けられてしまいます。
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地上では、"ピラァ・オブ・バーン"の爆発を防ぐために、みんなが手分けしてそれぞれの柱へと向かっていました
しかし、"ルーラ"を使える人材と時間が無い中、全ての爆発を防ぐ事は不可能です
そこでフローラは、世界樹の人々にこの危機を伝える事は出来ないかと、メルルに尋ねます
爆発まで、残り3分足らず・・・
地上で慌てふためく人間たちを見を、バーンは余裕の表情で眺めています
ところが・・・「・・・どうかね・・・」
なんとポップが立ち上がろうとしています!
「・・・ポ・・・ポップ・・・!!」
バーンは、思わずポップの名前を口にしました
「・・・へへへっ、ついに大魔王サマがおれの名前を覚えたかい・・・ざまあみろだぜ・・・」
「少しはダイを見習え!!」
地面に叩きつけられたポップは、突如ダイがあと何年生きられるのかと呟きました
竜の騎士と人間の混血児であるため、人間と同じぐらいの寿命なのか・・・?それとも、もっと長生きをするのか・・・?
そして、今度はバーンに寿命を尋ねたポップ
何千年か?何万年か?・・・それとも、死なないのか?
ポップは、幼い頃に"死"について考えた時の事を思い出していました・・・
死んだらどうなるのか?どこへ行くのか?
考えれば考えるほど怖くなった彼は、夜中に泣き出してしまったそうです
どうしても人は死んでしまうのか?どうしてずっと生きていられないのか?
訳が分からなくなって泣き続けるポップを抱きしめ、彼のお母さんがこう言いました
「人間は誰でもいつかは死ぬ・・・」
バーンやヴェルザーたちにとって、人間の一生なんて一瞬です
だからこそ、結果が見えていても、もがきぬき一生懸命生きてやる!
それは、残りの人生が50年だろうが5分だろうが同じ事です!
一瞬だけれど、閃光のように眩しく燃えて生き抜くのが、人間の生き方なのです!!
それでこそポップさんよ・・・私の大好きなポップさん・・・!
遠く離れた場所で、ポップの声を聞いたメルル
たとえ今、世界が滅んでしまっても、彼女に悔いはありません
がんばって・・・最後までっ・・・!!
その時です!?
ダイが立ち上がろうとしています!!
・・・おれが・・・本当にくじけそうな時・・・
本当にあきらめてしまいそうな時・・・
いつも最後のひと押しをしてくれた奴・・・
おれを立ち上がらせてくれた奴・・・
最高の友達・・・ポップ・・・!!
次回に続く・・・
まとめ
バーンやヴェルザーといった、神にも近い存在からすれば、人間の寿命など一瞬であり軽視される物なのでしょう。
しかし、命の価値に長いも短いもありません。
ポップの言う通り、結果が見えていても一生懸命もがき、閃光のように眩く輝く事が人間の生き方なのです。
彼らは、今までもそうする事で、奇跡を起こしてきました。
そして今回も、奇跡の大逆転劇を見せてくれるでしょう。
しかし、柱の凍結に行ける人材がいないという、厳しい現実が目の前にはあります。
果たしてダイたちは、どんな奇蹟でこの状況を打破してくれるのでしょうか!?
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