漫画版ドラゴンクエスト ダイの大冒険の第326話 『ラストアタック!!!』ネタバレ、ストーリー振り返り感想記事です。
※漫画版ネタバレを含みますので、まだ読んでいない方は注意。
前回のあらすじ
強さの次元が違うバーンの前に、全く歯が立たないダイたち。
このままでは凌ぎきれないと考えたラーハルトは、ポップの策を聞かせろと言います。
しかしポップの策とは、3人で身体をはって攻撃をいなし隙を作りダイを反撃に専念させる事であり、誰も体力が残されていない今、実行不可能なものでした。
そしてバーンは、彼らに追い打ちをかけるように"カラミティウォール"を放ちます。
そこで、ひとり立ち上がったポップ。
彼は、最強の奥義を放った瞬間こそ最大の隙が生じると、バーンに再度"天地魔闘の構え"を使わせると宣言しました。
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玉砕覚悟で突っ込む、ヒムとラーハルト!
彼らは、その身体ごと武器に変えて、肉弾戦を挑むつもりです!
対するバーンも、2人の凄まじい気迫を肌で感じ取っていました!!
そこで、バーンが取った行動は、"天地魔闘の構え"でした!
ラーハルトの槍は粉砕され、ヒムに至っては、もう片方の腕が粉々に砕け散ってしまいました!!
ボロボロになった彼らが宙を舞い吹き飛んでいく中、バーンに向かって一直線に飛んでくる巨大な光が!?
"メドローア"です!!
それに気付いたバーンは、即座に対応しようと身構えますが・・・!?
どういう訳か、身体が動きません!!
しかし、すんでの所でバーンは、"フェニックスウイング"で"メドローアの"軌道を変えました!
"メドローア"の時間差攻撃・・・流石のバーンも、これにはヒヤリとしたようです
「だが残念だったな!これで完全にうぬらの望みもついえた・・・!!」
そう言って勝ちを確信したバーンでしたが・・・ここで彼は、自身の身体に違和感を感じます
なんと!?"天地魔闘の構え"をとく事が出来ないバーン!
彼の中の何かが、ダイたちに脅威を感じているのです!!
地面に倒れたラーハルトが、親指を立てポップにサインを送ります
ポップは、ついこの間まで敵であったヒムとラーハルトが、ここまでやってくれた事に心から感謝しています
そのおかげで、万に一つの勝機が見えた!
絶対に無駄にはしないと!!
未だ目が死んでいないダイとポップを見たバーンは、彼らの最後の攻撃に備え"天地魔闘の構え"をとりました
「・・・そのままでいいのかい?大魔王さんよ・・・!」
なんとポップは、次に繰り出す最後の攻撃で、"天地魔闘の構え"を破ると宣言しました!
しかしバーンは、"ギガストラッシュ"や"メドローア"という、彼らの最強の技が効かなかったのは立証済みだと嘲笑います
ポップの予想通り、"天地魔闘の構え"の直後から次の迎撃態勢が整うまでには、僅かな時間がありました
そのタイミングをポップとダイの目で見切るために、彼は"メドローア"を放ったのです
そして案の定、バーン動きが一瞬硬直しました
その上、バーンは飛んできた"メドローア"を、相手に跳ね返す事が出来なかったのです
バーン自身でも知らなかったという、"天地魔闘の構え"の後の硬直・・・
それもそのはず、バーンは"天地魔闘の構え"で相手を仕留め損なった事がないのです
最強最後の技だからこその大きな穴に、気付く事がなかったのでした
ポップの発言、それは彼の賭けでした
体力の残り少ない彼らにとって、バーンに普通に攻められた方が不利だからです
奥義に絶対の自信を持つバーンに、奥義で最後の勝負をさせるために挑発したのでした
そして・・・
ポップの思惑通り、バーンはその挑発に乗ってきました!
次回に続く・・・
まとめ
迫りくる"メドローア"に対して、明らかに焦っていたバーンの表情が印象的でした。
いかに大魔王でも、"メドローア"をまともにくらったら、タダでは済まないという事ですね。
しかし、ポップの目的はそれではなく、ダイに必殺の瞬間を見せる事だったのです。
ラーハルトが親指を立ててポップにサインを送っていた所を見ると、彼もポップの思惑を察知していたようです。
まさに"全ての戦いを勇者のためにせよ"を体現している、ポップたちでした。
そして、バーンはポップの挑発に乗ってきました。
"天地魔闘の構え"を引き出すために芝居をうつとは・・・彼の度胸には驚かされます。
果たして、ダイたちは狙い通り"天地魔闘の構え"を破る事が出来るのでしょうか!?
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