漫画版ドラゴンクエスト ダイの大冒険の第308話 『大いなる先駆者たち』ネタバレ、ストーリー振り返り感想記事です。
※漫画版ネタバレを含みますので、まだ読んでいない方は注意。
前回のあらすじ
"メドローア"のチャンスを作るという、ビースト君。
彼はミストバーンの猛攻を、まるで羽毛のごとく受け流します。
プレッシャーをかけられ、思う様に身体が動かないポップがもたもたしていると、ミストバーンの一撃がビースト君に命中してしまいました。
誰もが死んだ・・・そう思いましたが、ビースト君は相手の攻撃を吸収して受け流していたのです。
そして、ミストバーンの一撃を受けたビースト君は、その身体の異様な冷たさから確信を高めました。
それは、ビースト君がブロキーナとして、魔王ハドラーと闘った時と同じだと言います。
17年前、アバンはロカ、レイラの2人に"凍れる時間の秘宝"をハドラーに使うつもりである事を、打ち明けていました。
数百年に一度しか出来ない秘呪法に、心を躍らすロカ。
しかしアバンは、ロカとレイラを闘いに巻き込む事は出来ないと言います。
なんと彼は、今回ばかりは自分に任せておけと、パーティーを解散するつもりです。
木の上では、マトリフとブロキーナも、その様子を覗いていました。
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自分一人だけが犠牲になると言うアバンに、ロカは怒り心頭です
今まで力を合わせて闘ってきたのに、何故!?
今回も今まで通り、力を合わせて闘えばいいんじゃないかと詰め寄ります
しかし、それが出来ないと言うアバン
こんな女、本気で好きになったんじゃない!と、咄嗟に思ってもいない事を口にするロカ
その言葉に、レイラは怒りを露わにしますが・・・
場を取り繕うと必死のロカに対して、アバンの口からとんでもない言葉が飛び出しました
ロカにとっては、まさに青天の霹靂です!
目玉が飛び出そうなほど驚いている彼を、アバンが気絶させました
どうやらレイラは、妊娠している事をロカに言っていなかったようです
戦火の中で生まれた子供こそ、平和に生きるべきだと言うアバン
この子供こそが、マァムなのです
アバンは、新しい生命を守るために、自分の生命を賭けるつもりです
しかし、彼の事を愛し、その身を案じている女性もいるのですが・・・
女を泣かせない主義だと言うマトリフは、ブロキーナと共に最後までアバンを守るつもりです
身寄りがない彼らは、いつ死んでもいいと覚悟を決めているのでしょう
こうして、アバン、マトリフ、ブロキーナの3人が決戦の地へとやってきました
目の前には、魔王ハドラー率いる、おびただしい数の魔物の大軍が・・・
マトリフは、雑魚を一手に引き受けるつもりです
そしてブロキーナに、一瞬でも魔王の隙を作ってほしいと言うアバン
アバン流刀殺法も必殺技も完成してない今、平和を手に入れるには"凍れる時間の秘宝"しかないのです!
作戦どおり、マトリフが呪文で雑魚を一掃します!
そしてブロキーナが得意の格闘術で、ハドラーを翻弄して隙を作りました!
その時です!?
予定どおり皆既日食が起こり、辺りが闇に包まれました!
アバンはその膨大なエネルギーで、ハドラーを捉えます!!
なんと!?
ハドラーが凍り付くと同時に、アバンまでもが凍り始めてしまいました!!
どうやら今の彼の力量では、"凍れる時間の秘宝"を扱いきれなかったようです
アバンは遠のく意識の中、ロカ、レイラ、そしてフローラの姿を思い出していました・・・
あの時に生まれた子供が、まさか修行を受けにくることになろうとは・・・
ブロキーナは、運命を感じずにはいられなかったのです
次回に続く・・・
まとめ
レイラのお腹の中に、新しい生命が宿っている事を知っていたアバンは、その生命を守るために彼女たちを戦地へと連れて行かなかったのですね。
心優しい、アバンらしいエピソードです。
しかし彼にも、フローラの気持ちが分かっていないという、色恋沙汰には少々鈍感な一面が見られました。
そして、身寄りがいないからと、死を覚悟して闘ったマトリフ。
口が悪く、あまり正義の使徒という言葉が似合わない彼ですが、内に秘めた想いはアバンと同じなのですね。
ところで、1年以上も時間が止まったままだったという、アバンとハドラーですが、その後どの様にして動きだしたのでしょうか?
恐らく、今後その謎が明かされるはずです。
果たしてブロキーナは、このまま"メドローア"完成までの時間稼ぎを出来るのでしょうか!?
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