漫画版ドラゴンクエスト ダイの大冒険の第２６３話 『明かされた空白』ネタバレ、ストーリー振り返り感想記事です。
※漫画版ネタバレを含みますので、まだ読んでいない方は注意。
前回のあらすじ
突然、アバンの力の底が見えたと言い放ったヒュンケルは、いまさら彼が仲間に加わっても、足手まといになるだけだと吐き捨てました。
そんなヒュンケルの態度に怒り心頭のポップでしたが、彼はアバンを仲間に加えるのであれば、ここに残るとまで言い出したのです。
その意見を認めるものの、ダイたちの力になれるとアバンが歩み寄ると、ヒュンケルは彼を睨み付けます。
そこで、ヒュンケルの意志を尊重すると言うアバンは、彼を置いて先に行く決断を下しました。
しかし、このヒュンケルの行動は、以前ポップが一人で竜騎衆と戦いに行った時に見せた態度と同じだったのです。
彼の目を見た瞬間にそれを悟ったというアバンは、城の近くまで辿り着いた際に、その事実をみんなに打ち明けました。
みんなが振り返ると、ヒュンケルは凄まじい数の魔物に取り囲まれていました。
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今度会った時には、絶対ぶっとばしてやる！
だから絶対に死ぬんじゃない！必ず生きていろよ！！
ヒュンケルの事を心配しているのは、マァムだけではありません
恋敵であるポップも、心底彼の無事を祈っているのです
しかし、ヒュンケルの周りには、埋め尽くすほど大量の魔界の魔物が・・・
魔物たちは、これだけの数を一人で相手しようとしているヒュンケルに、呆れている様子です
また、ダイたちが城の中に入る事は出来ないと断言しました
しかし、何一つ問題はないと言うヒュンケル
何故ならば、目の前の魔物たちは彼一人で倒す
そして・・・
大口をたたくヒュンケルに、３匹の魔物が襲い掛かります！
しかし・・・！？
彼は一瞬で、その３匹を片付けてしまいました！！
アバンを父の敵と憎み、彼を倒すために修行を続けたヒュンケル
しかし、そんな修行で得た知識が、ヒュンケルの血となり肉となっていたのです
元々はアバンが殿をするつもりで、キルバーン食い止めていました
しかし、それに気が付いていたヒュンケルが、その役目を変わったのです
ダイたちは、アバンがキルバーンと戦っていた事実を知り、驚きます
そしてアバンは、"リリルーラ"という呪文で彼らに追いついたのでした
本来は、迷宮などで仲間とはぐれた際に使うという"リリルーラ"
迷宮という言葉に反応したレオナに、アバンが笑みを返します
すると！？
目の前に、彼らの行く手を遮る巨大な門が現れました
その姿は、ダイとバランが力を合わせて砕いた"魔宮の門"そっくりです
しかし、バランがいない今、ダイ一人で門を砕く事は不可能な状況です
ましてや、ここは大魔宮の本拠地への入り口・・・あの門よりも強力かもしれません
そこで、アバンが前に出ます
「みんな・・・離れていなさい・・・！」
なんとアバンは、ハドラーに敗れて以来、破邪の洞窟で修行を続けていたのでした！
そこで彼は、新しい力を手にいれたのです！！
"カールのまもり"により一命をとりとめたアバン
彼は気が付くと、デルムリン島近くの洋上に浮いていました
そして彼は、傷付いた身体を引きずりながら、ダイとポップの旅立ちを見ていたのです
アバンはダイの潜在能力が、自分自身を大きく上回っている事を知っていました
そして、それであれば今の自分が共に行動をしても、彼の成長の足を引っ張るだけだと考えたアバン
心身を鍛え直し、自分にしか出来ない新能力を身に付けなければ、タイたちを戦う資格はないと考えたアバンは、最も得意とする破邪呪文を極めるため、破邪の洞窟へと入ったのです
アバンはダイたちの死に物狂いの戦いを、見て見ぬふりをしていたのではなかったのです
そして、ひたすら地下を目指していた彼は、レオナたちが"ミナカトール"を使った事で、最後の戦いが近い事を知ります
その時アバンは、なんと地下１５０階という未開の地にいたのです！！
破邪の洞窟で手に入れた、新し力とは・・・？
竜の騎士二人掛かりで何とか破壊した門を、一人で破壊するほどの威力なのでしょうか！？
次回に続く・・・
まとめ
アバンの言う通り、殿は非常に大事な役目ですが、一人で引き受けるつもりのヒュンケルはあまりにも無謀です。
あれだけの数の魔界の魔物を相手に、無事では済まないでしょう。
しかし、そこまでしてでも彼は、アバンの力が最前線で必要だと考えたのです。
そして、ヒュンケルの考えた通り、すぐにその場面はやってきました。
バランがいない今、ダイ一人で"魔宮の門"を砕く事は出来ません。
果たしてアバンは、破邪の洞窟で手に入れた力で、門を砕く事が出来るのでしょうか！？
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