漫画版ドラゴンクエスト ダイの大冒険の第252話 『燃えつきる生命・・・!!!』ネタバレ、ストーリー振り返り感想記事です。
※漫画版ネタバレを含みますので、まだ読んでいない方は注意。
前回のあらすじ
互いに剣を抜いた二人。
バーン曰く、彼らを包んだ超高熱空間は敗れた方に一気に襲い掛かるという事から、次の一撃で勝負が決まります。
しかし、ダイには"アバンストラッシュ"か、"ライデイン"の魔法剣しか放てる技がありません。
それらの技では、ハドラーの"超魔爆炎覇"に打ち勝つ事は出来ないのです。
そんな事は百も承知のダイは、新アバンストラッシュを編み出したと言います。
そしてダイは、まず"アバンストラッシュA"を放ち、それをかき消しにきたハドラーに対し"アバンストラッシュB"を放ちました。
2つのアバンストラッシュは、"アバンストラッシュX"としてハドラーの胸元に同時に炸裂します。
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2種類のアバンストラッシュを同時にクロスさせ、ハドラーの胸元にぶち込んだダイ!
その余りの威力に、ハドラーも大の字になって倒れました!!
アバンストラッシュには、飛ばした闘気を当てる型と高速突撃型がある事は知っていたヒュンケル
彼は、2つの型が交わる点の威力は、通常の5倍以上だと言います
しかし、口で説明するのは簡単ですが、2つの技の命中のタイミングを全く同時にするのは至難の技です!
そう、それはダイだからこそ可能な"超必殺技"なのです!!
アバンストラッシュクロスと、周囲の猛烈なエネルギー空間の全エネルギーを同時に喰らったハドラー
もう彼は助からないだろう・・・
誰もがそう思った、次の瞬間!?
なんと!?
まだ生きていたハドラーは、ダイの足を掴み上げ、そのまま彼をおもいきり階段に放り投げました!
それはまさに、ハドラーの執念がなせる技です!!
一片の闘気も残されていないはずのハドラーが、何故!?
ハドラーに目をやったヒュンケルは、その姿にハッとします
なんと彼の右腕には、闘気の剣が!
それは、自分の闘気を転化して剣と化した、"生命の剣"でした!!
今は亡き、親衛騎団の労をねぎらうハドラー
今思えば、魔王軍六大団長は最強のメンバーでした
しかし、指揮官であるハドラーの心に、野望と保身以外の感情がなかった事もあり、ダイたちに勝つ事は出来なかったのです
しかし、親衛騎団を率いた彼は違いました
もうすぐ、最高の部下たちの元へと向かうハドラーは、彼らの忠誠に最後の一太刀で答えるつもりです!!
ハドラーの執念の強さを感じ取ったポップは、ダイの元へと駆け寄ります!
親衛騎団の執念までもがこもった一撃を喰らってしまったら、ダイは終わりだからです!!
しかし・・・!?
「・・・だめだっポップ・・・!!」
どうやらダイの助太刀をすることは、彼自身が許せないようです・・・
次回に続く・・・
まとめ
ノヴァとの特訓で思い付いた新必殺技を、ダイはぶっつけ本番で完璧にやってのけました。
あのヒュンケルでさえ、2つの技を完全に同じタイミングで合せる事は不可能だというのに、それをいきなり実戦で成功させるとは、ダイの戦闘センスとその度胸には感服します。
そして、執念で立ち上がったハドラーも、その心の強さに驚きです。
かつて、六大団長を率いていた頃の彼からは想像も出来ない、もはや別人と言っても過言ではありません。
ハドラーが親衛騎団を想う気持ちと、ダイが仲間を想う気持ちは同じです。
そんな二人の決着は、果たして・・・!?
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