漫画版ドラゴンクエスト ダイの大冒険の第203話 『屍を超えて・・・!!!』ネタバレ、ストーリー振り返り感想記事です。
※漫画版ネタバレを含みますので、まだ読んでいない方は注意。
前回のあらすじ
ダイを守るために、全竜闘気を使い果たしたバラン。
生命力が一片も残されていない彼には、もう回復呪文も意味をなしません。
虫の息のバランは、真の竜の騎士は自分ではなくダイだと言います。
それは、バランに足りなかった"人間の心"を持っているからです。
そしてダイは、「強く生きろ」と言い残し息を引き取ったバランに向かい、始めて「父さん」と叫びました。
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ダイが悲しみにくれていると、突如バランの身体が光はじめました
そしてダイは、バランの心が自分の中に入ってくるのを感じます
その時、ダイは始めて知ります
今までの戦いの中で、バランが秘めてきた思いを・・・
彼は言葉には出しませんでしたが、心の中は常に我が子への愛で一杯でした
もう離れる事は無い二人・・・
バランはいつでも、ダイの心の中にいるのです
悲しみをこらえ、立ち上がったダイ
そんな彼に、ゴメちゃんが慰めるように寄り添います
慰めの言葉すら見つからないという、クロコダイン
しかし、ここは戦地・・・今、歩みを止める訳にはいかないと彼は言います
しかし、ポップはダイの気持ちを考えると、このまま大魔王の元まで戦いにいくなどあり得ないのです
親を失うというのは、身を切られる程の苦しみです
それぐらいは分かるという、ヒュンケル
彼もまた、幼い頃に父親を亡くしています
しかし、今ここで退いたら、バランの死が無駄になってしまいます
今は、ダイを休ませてあげたい・・・そして、バランの弔いもしてあげたい
しかし、彼らは世界に平和をもたらすために戦っているのです!
ハドラーと親衛騎団がいない今こそ、大魔王の居城まで突破するチャンスなのです!!
「父さんは・・・ここにいる!」
そう言って、胸に手を置いたダイ
バランに「泣いていないで戦え!」と言われた彼は、その言いつけを守るつもりです
お前がそう言うんなら、俺も最後まで付き合ってやる!!
本当は、今すぐにでも泣き叫びたいほど悲しいはずのダイが、戦うと言っていうのです!
流石のポップも、これには賛同するしかありません!!
「・・・フッ・・・フフフフッ・・・!ずい分大きく出たね!魔法使いのボウヤ・・・!!」
突如、どこかで聞き覚えのある声がします・・・
それは、死神キルバーンでした!
その隣には、彼の親友であるミストバーンもいます!!
今のセリフを本人に聞かせて差し上げろと言う、キルバーン
本人に・・・!?
「・・・一同ひかえよ!!」
なんと!?大魔王バーン自らが、ここまで出向いてくると言うのです!!
ついに、ダイたちの前に現れた大魔王バーン!
果たして何のために!?
大魔王自らが手を下し、彼らを抹殺しようというのでしょうか・・・!?
次回に続く・・・
まとめ
口では厳しい事ばかり言っていたバランでしたが、その心の中は、息子への愛で溢れていました。
バランが生涯で一番愛したという、ソアラの忘れ形見ディーノ・・・そんな息子を愛さない訳がありませんね。
人にもよるかも知れませんが、父親とは愛情の表現が下手なものです。
しかし、最後にその事実がダイに伝わって良かったですよね。
そして、遂に大魔王バーンが目の前に現れました。
バーン自ら足を運ぶとは、彼の目的は一体・・・!?
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