漫画版ドラゴンクエスト ダイの大冒険の第185話 『父子竜出陣!!!』ネタバレ、ストーリー振り返り感想記事です。
※漫画版ネタバレを含みますので、まだ読んでいない方は注意。
前回のあらすじ
バランがヒュンケルに斬りかかった瞬間、アルビナスが割って入り"ニードルサウザンド"を放ちました。
バランは攻撃体勢に入っており、どうする事も出来ませんでしたが、ヒュンケルが"無刀陣"の標的をアルビナスに変え、カウンターの"ブラッディースクライド"を放ちます。
その後バランは、"ニードルサウザンド"の大爆発からヒュンケルとクロコダインを救い出し、遠くに避難させました。
しかし、ボロボロになって、もう戦える状態ではないヒュンケル。
自分の命をかえりみず自分を助けたヒュンケルに、バランは心を打たれます。
そしてバランは、"魔宮の門"の破壊に向かうダイに協力すべく、ダイたちの前に姿を現しました。
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互いに背を向け、一言も言葉を交わさない二人・・・
お互い意地になっているのか・・・はたまた照れているだけなのか・・・
どちらにせよ、親子揃って頑固な性格をしています
父と子の戦いが再び繰り返されるのだけは、ひとまず避けられました
それどころか、一時的とはいえ、あのバランが味方についてくれたのです
バランに始めて会ったマァムは、話に聞いていた印象と随分違う彼に驚いています
以前バランと戦ったときには、とても共闘なんて言えるムードではありませんでした
これも全て、ヒュンケルのおかげです
彼が自らの生命を賭けてまで、バランのわだかまりをといてくれたのです
「・・・無茶できなくなって・・・ホッとします・・・」
ヒュンケルに好意を抱くエイミは、彼が生きてくれているだけでいいのです
こうやって彼を心から心配してくれる人がいるにも係わらず、ヒュンケルは自分が死んでも悲しむ者など一人もいないと思っています
だから無茶をしてしまうのです
先に口を開いたのは、バランの方でした
「私とおまえが共に戦うのは、今回限りの事」
彼は、大魔王バーンを倒すという共通の目的を果たせば、再び我らは戦う宿命にあると言います
黙りこくっていても、戦場で困るだけです
いい加減、何か口をきけというバランに、ダイは自分の母親について問いかけました
美しく、そして優しい女性・・・
ただそこにいるだけで、皆が温かい気持ちになれる・・・そんな不思議な輝きに溢れていた・・・
母親の話を聞けてダイは、意を決したように飛び上がりました
そして、口では厳しい事を言ったバランですが、内心はダイを心から愛しているのです
竜の親子が、大空に舞います!
いざ、親子竜の出陣です!!
この光景を見たら、ダイの母親も喜んでいると言うレオナ
しかし、メルルは嫌な予感がするようです・・・
ダイには、ポップやマァムといった仲間がいます
彼らが全力でダイを守る!
それに、竜の騎士二人という、最強のタッグです!!
メルルの肩に手をやり、彼女を安心させるポップ
突然の出来事に、メルルは顔を赤らめています
ダイたちが海底の門をこじ開ける間、奴らを地上に引き付けておけばいい!
死力を尽くすのは、いつもの事です!!
勢いよく飛び出したポップたちが、ダイたち親子を追い抜かしていきました!
ダイたちも、ゆっくりしてはいられません!!
いよいよ、決戦が始まります
自分の無力さに気付かされたノヴァは、援軍の再編成に注力します
ポップの言う通り、大魔王バーンがダイとバランが力を合わせても勝てない相手であれば、全ては無駄になってしまいます
しかし、だからといって何もしないなんて選択はありえません!
自分たちの出来る限りの事をする!最後の最後まで行動あるのみです!!
レオナの前向きな姿勢に、エイミは自分の弱さに気付かされます
自分に出来る事は、祈る事のみ・・・
竜の神に祈りをささげます
海底に潜る、ダイとバラン!
ついに、大魔王バーンとの決戦の時です!!
次回に続く・・・
まとめ
共闘を決めたダイとバランですが、お互い背を向けたまま無言を貫いていました。
意地を張っているのか、恥ずかしいだけなのか・・・いずれにせよ親子そろって、頑固な性格です。
そして、ここは父親の方が大人になるべきと考えたのか、バランが先に話しかけていました。
すると、ダイも母親の事を聞くなど、素直な表情で会話をしていましたね。
口では、共闘は今回限りだと厳しい事を言っていたバランですが、内心はダイを心の底から愛しているのですね。
やはり、そこは血を分けた親子です。どんな事があっても、失われる事のない絆が存在しているのです。
ついに、竜の親子が出陣しました。果たして"魔宮の門"を破壊する事が出来るのでしょうか・・・!?
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