漫画版ドラゴンクエスト ダイの大冒険の第149話 『暗黒の怒り』ネタバレ、ストーリー振り返り感想記事です。
※漫画版ネタバレを含みますので、まだ読んでいない方は注意。
前回のあらすじ
レオナのピンチに駆け付けたダイ。
彼が"ダイの剣"に手をやると、鞘が光輝き刀身が姿を現しました。
その一振りは、鬼岩城の片腕を切り落とすほどの威力です。
そしてダイは"竜闘気"を全開にし、鬼岩城の城壁をブチ破り中へと侵入しました。
城の中央に達したダイが、シャドーの鎮座する玉座めがけて剣を思い切り振りかざすと、その衝撃波で鬼岩城は真っ二つに切り裂かれます。
崩壊する鬼岩城を静かに見つめる、ミストバーン。
彼は今どんな心境で、目の前の光景を見ているのでしょうか?
ここから本文
"ダイの剣"の破壊力は、巨大な鬼岩城を真っ二つにしてしまうほどのものでした!
その余りにも桁違いの威力に、仲間たちですら開いた口が塞がりません!!
しかし、剣を振るった方のダイも、無数の巨大な瓦礫に飲み込まれてしまいました!
立ち込める砂埃が視界を遮り、彼の安否を確認する事が出来ません・・・
みんなが不安そうに見つめる中、メルルが何かを発見しました・・・!?
それは剣を天高く振りかざし、力強い表情で仁王立ちしている"勇者ダイ"の姿でした!!
その姿に、かつては勇者をバカにしていたベンガーナ王でさえも、目を輝かせて喜んでいます!
そして、ダイが無事であった事に安堵したレオナは、涙を浮かべていました
ダイは"ダイの剣"の破壊力を改めて実感し、うかつな所で使ったら大変な事になってしまうと、本当に必要な時にだけこの剣を使うことを心に誓います
レオナがダイに呼びかけると、彼は笑顔を見せたものの、何処かへ走り去ってしまいました
その態度をそっけないと捉えたレオナはご立腹ですが・・・
ダイが急ぐのも無理はありません!
なかまたちは、未だミストバーンと戦っている最中です
すると!?
突然、メルルの身体が震えだしました・・・
彼女は、底知れない邪悪な力を感じたのです・・・何かとてつもなく恐ろしいものが、吹き出そうとしていると・・・
「ダイさん急いで・・・!!」
メルルは、ポップたちの身に危険が迫っている事を察知しました!
鬼岩城崩壊を、静かに見つめているミストバーン
彼は微動だにせず佇んできるように見えますが、その手はブルブルと震えています・・・
こんなチャンスはありません!
隙だらけのミストバーンに、ヒュンケルが"虚空閃"を放ちました!!
ヒュンケルの"虚空閃"は、ミストバーンの肩をかすめました!
攻撃が飛んでくると分かっているのに、避けようともしなかったミストバーン
どうやら、彼は今それどころではないようです・・・
ミストバーンは、大魔王バーン自慢の鬼岩城を、崩落させてしまったのは自分のせいだと罪の意識に苛まれているのです!!
突然、気がふれたかの様な大きな声で、雄たけびを上げたミストバーン!
ここまで理性を失っている彼を始めてみたヒュンケルは、狂気じみたその姿に恐怖を感じます!!
ポップの"ベギラマ"がミストバーンを襲います!
すると!?
ミストバーンが振り返り、"ベギラマ"が彼の服の中へと吸い込まれてしまいました!!
次の瞬間!?
ミストバーンの身体から、眩い閃光が放たれました!
そしてそれは、ポップたちの目の前で大爆発を起こします!!
そのとてつもない威力に吹き飛ばされてしまったポップたちは、壁や地面に身体を打ち付けられ、大ダメージを負ってしまいました!!
ポップの呪文を跳ね返したのか!?
しかし、その威力は"ベギラマ"のレベルではありません!
"ベギラゴン"の威力と言っても、差し支えないほどの威力です!!
ミストバーンが自身の服に手をやります・・・
あれほど素顔が晒される事を嫌がっていた彼が、自ら"闇の衣"を脱ぎ払おうとしています
鬼岩城に踏み潰されたり、暗黒闘気でバラバラになっていた方が、まだ幸せな死にざまだったと言うミストバーン
彼が素顔を見せた時、一体どのような恐怖がダイたちを待ち受けているのでしょうか!?
次回に続く・・・
まとめ
鬼岩城陥落に、我を失うほど怒るミストバーンでした。
大魔王バーンへの忠誠心が強い彼だけに、そのバーン自慢の鬼岩城を破壊されてしまった責任を感じているのでしょう。
自暴自棄になっている様な印象を受ける彼からは、何か狂気じみた恐怖を感じます。
そして、あれほど素顔を晒される事を嫌がっていたのに、自ら"闇の衣"を脱ぎ去ろうとしています。
素顔の秘密と、その強さ・・・想像を絶するほどの恐怖がダイたちを襲うのでしょうか!?
記事一覧、サイトマップへはコチラから→