漫画版ドラゴンクエスト ダイの大冒険の第143話 『闇の師弟対決!!!』ネタバレ、ストーリー振り返り感想記事です。
※漫画版ネタバレを含みますので、まだ読んでいない方は注意。
前回のあらすじ
仲間のピンチに駆け付けてくれたヒュンケル。
彼はミストバーンが差し向けた強敵、デッドアーマー3体を"大地斬"に相当する"地雷閃"や、"海波斬"に相当する"海鳴閃"で簡単に切り裂いてしまいました。
そして止めに、"ブラッディースクライド"を放ち、デッドアーマーたちを殲滅します。
続いてヒュンケルは、鬼岩城に向かって"グランドクルス"の構えを取り、ミストバーンに出てくるよう挑発しました。
その挑発に答えるように、鬼岩城の動きが止まります。
城の入り口には、一人の人影が・・・魔影参謀ミストバーンの登場です。
ここから本文
ついに姿を現したミストバーン
そして、彼を睨み付け迎え撃つヒュンケル
「・・・おまえたちは手を出すな・・・!」
なんとヒュンケルは、一人でミストバーンと戦うつもりです
しかも、何やら殺気だっている様子です・・・
そんなヒュンケルに怒るポップですが、彼のその態度には理由がありました
それはミストバーンが、ヒュンケルに暗黒闘法を教わったという過去があるためです
正義に目覚めたヒュンケルは、ミストバーンを倒す事によって、悪しき過去を精算しようとしているのです!
そしてミストバーンにも、ヒュンケルを倒さなければならない理由があります
自分の弟子が魔王軍を裏切るという、最大の恥をかかされたミストバーン
人一倍、大魔王バーンへの忠誠心が強いミストバーンからすれば、ヒュンケルを生かしておく訳にはいきません!!
ミストバーンの口数の多さに驚くヒュンケル
なんとミストバーンは、ヒュンケルに物を教える時でも、ほとんど口をきかなかったようです
ヒュンケルの槍が、目にも止まらぬスピードでミストバーンを襲います!
しかし、ミストバーンにはカスリもしません!!
どれだけかわされても、ヒュンケルは攻撃の手を止めません!
ヒュンケルの連続攻撃に、ミストバーンは後ずさりしていきます!!
どんどん追い詰められていく、ミストバーン
すると!?
突如、何かがヒュンケルを襲います!
それは、反射的にかわしたヒュンケルの頬をかすめていきました!!
「・・・にわか仕込みの槍などで、私の必殺の一撃には太刀打ちできんぞ・・・!!」
余裕を見せるミストバーンに、ヒュンケルは自信最速の技"海鳴閃"を放ちました!
ミストバーンが放った、"ビュートデストリンガー"
これは先ほど、ヒュンケルの頬をかすめたあの技です
ミストバーンから超高速で伸びた鋼の爪が、ヒュンケルを襲います!
一度その技を見ていたヒュンケルは、二度目にして既に見切っていました!
しかしミストバーンは、もう片方の手でヒュンケルを狙います!
今の体勢のままでは、攻撃を防ぐ事が出来ません!!
すると!?
突如、ミストバーンの動きが止まりました!
ヒュンケルが"闘魔傀儡掌"を放ったのです!!
「その手で・・・自らを貫くがいい・・・!!」
見る見る内に、ミストバーンの指が彼の顔面の方へと向いていきます!
「・・・やれッ!!」
そしてヒュンケルの掛け声と共に、真っ赤な血しぶきが上がりました!!
!?
なんと!?血しぶきを上げたのは、ヒュンケルの方でした!!
彼の胸元には、4本の鋼鉄の爪が突き刺さっています!!
ミストバーンは、確かに動きが止まっていたはずです!
ヒュンケルの"闘魔傀儡掌"は、本家のミストバーンですら及ばない完璧な技なのに・・・何故!?
その答えを、ミストバーンは知っていました
なんと彼は、ヒュンケルが不死騎団長の頃より弱くなっていると言います!
そして、正義に傾いたヒュンケルには、以前のような暗黒力はないと!!
今度は、ミストバーンが"闘魔傀儡掌"でヒュンケルの動きを封じます!
「・・・おまえは父親から玩具を作ってもらったことは無いのか・・・!?」
そう言うと、ミストバーンは手を下へとおろします!
動きを封じられているヒュンケルは、抵抗する事も出来ずに真っ逆さまです!!
次回に続く・・・
まとめ
ついにミストバーンとの戦いが始まりました。
ヒュンケルは、過去の悪しき自分を清算するために、一対一の戦いを挑みました。
謎が多いミストバーンですが、ヒュンケルの連続突きをかわし切るなど、流石は軍団長といった所です。
そしてミストバーンが言った、ヒュンケルが不死騎団長の頃より弱くなっているという言葉が気になります。
「正義に傾いたお前に、以前の暗黒力はない!」
これは一体、どう意味なのでしょうか?
次回 第144話『正と邪のはざまで・・・!!』につづきます。
記事一覧、サイトマップへはコチラから→