ダイの大冒険 勇者アバンと獄炎の魔王

【スピンオフ】ドラゴンクエスト ダイの大冒険 外伝 勇者アバンと獄炎の魔王・第26話『幽霊騎士団』

ドラゴンクエスト ダイの大冒険の外伝的なスピンオフ作品である、 勇者アバンと獄炎の魔王の第26話『幽霊騎士団』ネタバレ、感想記事です。

←前回、第25話『凍てついた両雄』はこちらから

今回の内容は、Vジャンプ2023年2月号でご覧になれます。

今回の内容は、Vジャンプ2023年2月号でご覧になれます。

最新の単行本はこちら↓

※ネタバレを含みますので、まだ読んでいない方は注意。

・勇者復活!?

呪文を跳ね返され、大ダメージを負ってしまったマトリフ。

あまりにも近距離であったため、相殺する事が出来ませんでした。

原作にも、ハドラー親衛騎団のシグマが"シャハルの鏡"という、呪文を跳ね返す"マホカンタ"の効果がある伝説の防具を持っていました。

恐らく、謎の男が纏っているマントも、"シャハルの鏡"と同じ様に伝説の秘宝の類なのでしょう。

呪文を跳ね返すマント
原作より シャハルの鏡と同じ効果があるようです

謎の男の目的はアバンです。

彼は、アバンの呪法が解けかかっている事を確認すると、生身に戻る瞬間を狙って一撃を放ちました。

マトリフが駆け付けますが、時すでに遅しです。

果たして、アバンの命運は!?

彼の狙いはアバンです
絶体絶命のアバン

一方、地底魔城では、呪法が解けたハドラーが困惑した表情を浮かべていました。

1年以上もの間、封印されていたと聞かされたのですから、無理もありません。

そして、何者かが呪法の解き方をガンガディアに教えてくれたという事実に、更に驚愕します。

ガンガディアから、"神"という言葉を聞いたハドラーは、以前、彼に語り掛けてきた"魔界の神"の仕業だと直感します。

当のバーンは、映し出されたハドラーの顔を見て、「この感覚・・・少々気になるな」と意味深な言葉を呟き、ミストバーンにアバンの様子を探らせていました。

1年以上も封印されていた事に驚愕するハドラー
魔界の神といえば"大魔王バーン"です

目次に戻る▶▶

・謎の男の正体

絶体絶命かと思われたアバンでしたが、倒れたのは謎の男の方でした。

マトリフの声で気が付いたと言うアバンは、謎の男の攻撃に対し、避けたり防御できるタイミングでない事を察して、カウンターの"海波斬"を放ったのです。

もしかしたら、このカウンターが後の"無刀陣"のヒントになるのかも知れません。

倒れたのは謎の男の方でした
咄嗟のタイミングでカウンターを放ったアバン
原作より これが後の"無刀陣"に昇華するのでしょうか?

謎の男の剣先に毒が塗ってあったらしく、マトリフに"キアリー"を頼むアバン。

すると!?

突然、謎の男の斬られた首が喋り出したのです!!

しかし、アバンは首が落ちる様な斬り方はしていないと言います。

なんと、その正体は"ヘルゴースト"の変異種だったのでした。

謎の男の名は"フューレ""幽霊騎士団(ゴーストナイツ)"の一員だと名乗りました。

彼は首だけが本体であり、マントの下の鎧に入り込み動かしていたのです。

謎の男の正体は"ヘルゴースト"の変異種でした
やっと名前が判明しました

"幽霊騎士団"という言葉を始めて聞いたマトリフでしたが、アバンは知っていたようです。

彼らは、各地の戦場に現れては消えると言われている、幻の強奪集団であり、幽霊型の魔物を中心に構成され、煙のように現れては悪逆を繰り返しているのです。

これはまさに、原作でいう所の"魔影軍団"のような存在ですね。

"幽霊騎士団"は、魔王が封印されている間に勇者を始末し、覇権を握ろうと動き出したと言います。

クロコダインが言っていた、覇権を狙う者には彼らも含まれているのでしょう。

そして、改めて剣を構えたフューレに対し、アバンも構えをとります。

すると!?アバンの構える剣が光輝き始めました。

それを見たフューレは、危険を察知したのか逃げ去って行きました。

原作より 大魔王六軍団でいえば"魔影軍団"のような集団です
アバンの持つ剣が光輝いています

目次に戻る▶▶

・空の剣極まる

マトリフはアバンが封印されている間、バルジの大渦のすぐ近くの海岸で修業をしていました。

ここなら、アバンを隠しながら修行できると、パプニカ王が探し出してくれたようです。

実はこの場所、原作でクロコダインが"獣王激烈掌"を生み出した修行場でもあります。

バルジの塔が見えます
原作より クロコダインはここで"獣王激烈掌"を生み出しました

バルジの大渦はホルキア大陸にあります。

マトリフがこの場所を修行場にしたのには、他に重要な理由がありました。

"不死鳥のかがり火"を使って各地を調べて回った結果、一番反応が強かったのがホルキア大陸だったのです。

原作でも、15年前にホルキア大陸が魔王の拠点であったと、ロモスの船長が言っていたので間違いないでしょう。

一撃必殺の最強呪文を、ほぼ完成させたというマトリフ。

後はアバンの奥義さえ完成すれば、ハドラーの城に一気に攻め込めます。

後はアバンの奥義完成を待つだけです
原作より ホルキア大陸にハドラーの拠点がある事は、間違いなさそうです

場面は変わり、海岸に佇むフューレ。

そこに、彼らの軍団の団長が現れます。

勇者を仕留めに行くという団長に対し、フューレはアバンが只者ではない事を伝えますが、団長は強気です。

そして、団長たちは幽霊船に眠る身体に憑依し、アバンに襲い掛かります。

団長の登場です
巨大な鎧を纏う"ドルディウス"

団長の名前は、暗黒の騎士"ドルディウス"

どうやら彼は、魔族や竜族に見下された過去があるようです。

彼らが一斉にアバンに襲い掛かりますが、アバンの放った一撃によって、雑魚敵2体の中身が一瞬にして消滅してしまいました。

なんとアバンは、既に"空裂斬"を会得していたのです。

アバンにも理由は分からないようですが、「思った通り」と言っていた事から、薄々感ずいていたのでしょう。

雑魚敵が一瞬にして消滅してしまいました
"空裂斬"は既に完成していたのです

目次に戻る▶▶

・感想、まとめ

謎の男の正体が明かされました。

まさか、顔面の部分だけが本体の"ヘルゴースト"であったとは、驚きです。

そして、何故かアバンは"空裂斬"を既に会得していました。

封印されていた事が関係するのでしょうか?だとすると、ハドラーも何か新たな力を得ている可能性があります。

 暗黒の騎士"ドルディウス"はその姿や成り立ちから、原作の"鎧武装(アーマード)フレイザード"を連想させます。

だとすると、遂に"アバンストラッシュ"の完成となり、それによって鎧ごと粉砕し撃破するという流れになりそうですが・・・

次回 第27話「全てを斬る」はこちらから→




『ダイの大冒険』最終回までに登場する、人物・魔王軍・モンスターたちに秘められた「物語」を徹底解剖! 主要キャラ20人には、今だからこそ言える三条陸先生と稲田浩司先生のコメントつき! さらに、『ダイ』の世界の歴史や呪文・技の分析、三条陸先生と芝田優作先生(『勇者アバンと獄炎の魔王』作画担当)の対談、稲田浩司先生へのインタビューなど、『ダイ』を深堀りする豪華コンテンツが盛りだくさん!

記事一覧、サイトマップへはコチラから→

👇最新記事更新をお伝えします♪フォローお願いします!

     ブログランキング・にほんブログ村へ

👆ブログランキングに参加しています。クリックしていただけるとブログ更新の励みになります。

 

オススメ記事です

1

ドラゴンクエスト ダイの大冒険の外伝的なスピンオフ作品である、 勇者アバンと獄炎の魔王の第44話『さらば勇者』ネタバレ、感想記事です。 ←前回、第43話『揺れる世界』はこちらから 今回の内容は、Vジャ ...

2

アバンの使徒たちの知られざる物語(サブクエスト)を描く、ドラゴンクエスト ダイの大冒険 初の小説『それぞれの道』の感想、紹介記事です。 ※この記事はネタバレを含みます。 『それぞれの道』 「ダイの大冒 ...

3

ドラゴンクエスト ダイの大冒険 幻の続編といわれた【魔界編】の徹底考察記事です。 ※2022年4月26日、加筆修正 ※2022年10月24日、加筆修正 ※2022年12月7日、加筆修正 ※本編のネタバ ...

4

漫画版ドラゴンクエスト ダイの大冒険の最終話 第348話 『さらば!!!愛する地上よ』ネタバレ、ストーリー振り返り感想記事です。 ※漫画版ネタバレを含みますので、まだ読んでいない方は注意。 前回のあら ...

-ダイの大冒険 勇者アバンと獄炎の魔王

© 2024 ゲームアニメJサイト