漫画版ドラゴンクエスト ダイの大冒険の第132話 『新たなる出発!!!』ネタバレ、ストーリー振り返り感想記事です。
※漫画版ネタバレを含みますので、まだ読んでいない方は注意。
前回のあらすじ
ついにザムザを倒す事が出来ました。
しかし"覇者の剣"が偽物であり、本物はハドラーが持っている事が判明します。
元の姿に戻ったザムザは、超魔生物の研究結果をザボエラへと送ります。
そしてザムザは、ザボエラに超魔生物の完成を託し、灰となり消え去りました。
一方、ザムザの研究結果を受け取ったザボエラは大喜びです。
その背後には、超魔生物化が始まったハドラーの姿が・・・
ここから本文
世界中の王や最高指導者たちが、一堂に会して行う"世界会議"
今まで各国の王たちは、それぞれの都合ばかりを考え、中々話し合いの場を持とうとしませんでした
そして、そこを魔王軍につけこまれたのです
そのため、7つあった王国のうち、3つの王国が完全に滅ぼされてしまいました
しかしレオナの声によって、残る国の王たちは力を合わせて魔王軍に立ち向かう事を決意したのです
レオナの言っていた、"自分にしか出来ないもの"とは、このことだったのです!
その"世界会議"は、5日後にパプニカで行われるようです
ロモス王に、一緒にパプニカに戻るか?と尋ねられたダイですが・・
今ダイが一番しなければならない事は、竜の力に耐えうる武器を探す事です
しかし、世界中の偉い人が集まる場であれば、武器に関する情報を聞けるかも知れません
パプニカに戻ると決めたダイは、明日"ルーラ"で出発すると言います
思い立ったらすぐ行動のダイに、ロモス王も笑みを浮かべています
武術大会の決勝メンバーたちが、次々とダイに感謝の意を述べます
上には上がいる、ということを思い知ったという彼らは、これからも修行を重ね、魔王軍との決戦時には協力してくれると約束します
ダイ、ポップ、レオナの3人ばかりで、チウの事には誰もふれようともしません
すると・・・!?
当然、ロモス兵たちへのお礼も忘れません!
せっかく勇気を出して頑張ったのに、誰も認めてくれない・・・
確かに、チウの功績が大きかったというのも事実です
チウは感情が爆発して、大声で叫び出します!
すると取り乱すチウの頭に、思いっきりげんこつが飛んできました!!
それはなんと、ゴースト君でした!
チウは、お前に説教される筋合いはない!と、ゴースト君に突っかかっていきます!!
「へーホントに?ホントにない?」
まだ分かっていないチウに、ゴースト君は呆れています・・・
そしてマァムから、彼の正体が明かされました
「その人はブロキーナ老師よ!」
拳聖ブロキーナの登場に、周りのみんなは息を飲みます
マァムの驚異的な強さにも、納得がいった様子です
ブロキーナも、今回の事態には驚きです
しかし結果的に、マァムの修行の成果が見れて良かったと言います
チウは絶対に怒られると思い、ビクビクしています
すると・・・?
チウがブロキーナに拾われて3年・・・
人間のカッコイイ所にばかり憧れていたというチウ
そのまねをしようと、変に恰好ばかり付けていたチウは、全く成長しなかったと言います
「ネズ公よ!元気だしな!!お前も立派な英雄の一人だぜ!」
「根性だけなら、貴公がロモス一だ!」
周りのみんなも、次々に声をかけてくれます
名声は後からやってくる・・・最初から求めてはいけない
「老師ーっ!!」
ブロキーナに抱きつくチウ
涙を我慢していたチウですが、泣き出したらもう止まりません
翌朝、ロモスの街では、ダイたちを見送る人だかりが出来ていました
その中には、ブロキーナの姿も・・・
そして、ダイたちに付いていくと決めたチウは、ブロキーナに別れの挨拶をしています
決勝メンバーたちは、このチャンスを逃すまいと、ブロキーナに弟子入りを申し出ます
しかしブロキーナは、咳き込みながら"ひざがしらむずむず病"がひどい事を理由に、申し出を断りました・・・
ダイたちに追いついたチウ
「どーしてもというなら、この僕の力を貸してあげてもいいんだけど・・・ね!」
やはり恰好を付けるチウに、ポップが取った行動とは・・・!?
実はポップ、"ルーラ"で飛び去ったと見せかけて、近くの木の上に移動しただけでした
「待ってよおぉっ!」
置いていかれたチウは、大慌てで走っていきました
「あいつを見てると、なんだか人間だとかそうじゃないとかなんて悩んでいた自分が、すごくちっぽけに見えてくるよ・・・」
ダイは、チウの姿に元気づけられたようです
パーティーのムードメーカー・・・
冒険には、そんな存在も必要です
次回に続く・・・
まとめ
レオナが言っていた"自分にしか出来ない事"とは、各国の王様を集め、強力して魔王軍に立ち向かうという、まさに一国の王であるレオナにしか出来ない事でした。
そしてゴースト君の正体は、やはり拳聖ブロキーナでした。
アバンの仲間であったブロキーナは、その強さだけでなく人間的にも大きな人物ですよね。
弟子であるチウの、良い所も悪い所もよく分かっています。
恰好ばかり付けていたというチウですが、ダイたちと一緒に冒険していく中で、どの様に成長していくのかが楽しみです。
記事一覧、サイトマップへはコチラから→