漫画版ドラゴンクエスト ダイの大冒険の第331話 『地上消滅』ネタバレ、ストーリー振り返り感想記事です。
※漫画版ネタバレを含みますので、まだ読んでいない方は注意。
前回のあらすじ
"ライデン"を撃ち込み続けるダイ。
それによって、三つあるバーンの心臓の内、一つを貫く事に成功します。
このまま続ければダイも死んでしまいますが、他に方法が残されてない今、誰も彼を止める事は出来ません。
ダイの無謀な行動が理解できないバーンは、"魂の絆"とやらが無意味なものだとすぐに分かると、諦めを促します。
そして、彼が手をかざすと、バーンパレスが激しく揺れ始めました。
バーンが魔力で動かしたのは、バーンパレスの究極兵器である"ピラァ・オブ・バーン"でした。
それは、バーンが世界中に落としたのと同じ物であり、眼科にはフローラたちが・・・
ダイは何度も"ライデイン"を撃ち込み必死にバーンを止めようとしますが、 "ピラァ・オブ・バーン" は投下されてしまいました。
ここから本文
フローラたちがいる地上に、"ピラァ・オブ・バーン"が投下されてしまいました
バーンは落胆するダイに、更なる恐怖を見せつけます
彼が柱の先端を映し出すと、そこには見覚えのある輝きが・・・
なんと!?ハドラーに仕込まれていた結晶の10倍はあると言う、バーン
ハドラーの時でさえ、死の大地を跡形も無く消し去ってしまいました
下手をすれば地上が消し飛んでしまうかもしれない威力の結晶が、全部で6本も・・・
そして、無差別に思われた地上への攻撃は、実はしかるべき場所を狙って落とされていたのです
まずロモス北西、続いてオーザム南部、バルジ島、パプニカ西部、リンガイア王国、そしてここカール北部
これらの点を線でつなぐと、どうなるか・・・?
六星魔法陣の魔力によって、その破壊力は増幅され、確実に地上そのものを吹き飛ばす!
これによって、数千年前からバーンが大望していた、太陽が手に入るのです!!
「ま、まだだっ!!」
爆発前にバーンを倒せば、まだ間に合う!
そう言って、バーンの首を絞めるダイでしたが・・・どうやらバーンを倒しても、爆発は止まらないようです
それに、もし仮にバーンを倒せても、世界中に散らばった結晶をダイ一人で止める事など、現実的には不可能です
バーンの思惑通り、ダイたちは総力を結集してバーンパレスに攻め込みました
そして、ダイとポップ以外の強者は、"瞳"に変えられ身動きがとれません
「もうよせダイ・・・すべては終わった」
バーンが言っていた、彼を追い詰める事の無意味さ・・・その意味が分かりました
「ならば・・・余の生命だけでも奪うか?」
バーンの唐突な質問に、ハッとするダイ
このまま攻撃を続ければ、バーンを殺せるかも知れません
しかし、それは地上破滅後の話です
念のために聞くと、バーンはダイにこの闘いを始めた目的を問いました
その目的は、バーンを殺す事ではなかった筈です・・・
ダイが闘いを始め理由、それは地上のみんなの平和を守るためです
しかし・・・
ダイの手がバーンから離れます
力なく落下した彼は、地面に大の字になったままピクリとも動きません
まだ決着は着いていない!
どんな時にでも、絶対に諦めてはならない!!
心の中で己を奮い立たせようとするダイですが・・・何故か彼は立つ事が出来ないのです
ダイの顔を見たポップは、彼が悟ってしまった事に気が付きます
もう、本当にどうしようもない事を・・・
「ちくしょう・・・!!」
ここまで闘い抜いてきたのに・・・最後はこれかい・・・!
人目もはばからず、大声で泣き叫ぶポップ
そんなポップに、お前たちは本当によく戦ったと、バーンは称賛を与えました
次回に続く・・・
まとめ
"ピラァ・オブ・バーン"の先端に、ハドラーに埋め込まれていた10倍以上の黒の結晶が備え付けられていたとは・・・
死の大地を消し飛ばした10倍ですから、一つでも地上の大半が無くなってしまいそうです。
それが六つある上、更に六芒星の魔力で増幅されるとなると、瓦礫一つ残らない程の威力になるのは間違いないでしょう。
バーンの目的は、魔界に太陽の光を降り注がせる事でした。
彼はその目的達成のために、バーンパレスでの決戦の裏で、大規模な作戦を実行していたのです。
数千年前からの願いですから、それだけ慎重に事を運ぶのも当然ですね。
ダイの心が折れてしまった今、動けるのはポップだけです。
しかし、彼一人で爆発までにバーンを倒し、世界中に散った黒の結晶の爆発を止める事は不可能ですが・・・一体、どうなってしまうのでしょうか!?
記事一覧、サイトマップへはコチラから→