漫画版ドラゴンクエスト ダイの大冒険の第327話 『絆にかけて・・・!』ネタバレ、ストーリー振り返り感想記事です。
※漫画版ネタバレを含みますので、まだ読んでいない方は注意。
前回のあらすじ
玉砕覚悟で突っ込んでいった、ヒムとラーハルト。
彼らは"天地魔闘の構え"の前に散りましたが、その直後にバーンも予想していなかった"メドローア"が彼を襲います。
バーンの身体はすぐに反応できず、"メドローア"の軌道を変えるのが精一杯でした。
この、一瞬の硬直時間こそが、ポップの狙いだったのです。
バーンを倒すためではなく、ダイに必殺の瞬間を見せるために"メドローア"を放ったポップ。
彼は、次に繰り出す最後の攻撃で、"天地魔闘の構え"をブチ破ると宣言します。
奥義に絶対の自信を持つバーンは、「受けて立ってやる!」と、再度"天地魔闘の構え"をとりました。
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ヒムとラーハルトが戦闘不能となった今、残るはダイとポップの2人だけです
バーンが見た所、ダイは"ギガストラッシュ"を放てるが残っていません
そして、止めの一撃が"メドローア"であるのであれば、跳ね返せないまでも確実に弾ける事は実証済みです
バーンは、どうやって自身に決めの一撃をくらわせるつもりなのか、とても興味があるようです
しかし、ポップに言わせれば、そんなものは一つしかありません!
「大魔王を倒すのは"勇者"と昔から相場が決まってらあ・・・!!」
彼は、自らくらい役を買って出ました!!
両腕に、それぞれ違う呪文をこめたポップ!
それを見たバーンは、器用な奴だと褒めますが、同時に単純な計算も出来ないのかと嘲笑います
もし、その爆裂呪文が"イオナズン"級の威力だとして、更に残りの全魔法力をこめた杖も、それなりの破壊力を発揮するとしても・・・
まず、"フェニックスウイング"で呪文を跳ね返し、次に"カラミティエンド"で杖を砕く!
その時点でポップは無防備です!
そこに、跳ね返した呪文に"カイザーフェニックス"を加えた第3撃が彼を襲います!!
ポップは一瞬で燃え尽き、隙を伺っていたダイは呪文の直撃を受けてしまう・・・
「・・・行くぜッ!バーン!!」
それでもポップは、やるつもりです!!
最初の頃こそ、頼りない所もあったポップですが、ダイと共にこの闘いを最初から生き抜いてきた仲間です!
ダイにとっては、何度も危機を救ってくれた、信頼できる仲間なのです!!
「こいつがスキを作ると言ったんだから、絶対にスキはできる!!」
後は、ポップを信じて全力を高めておくだけだと言うダイ!
たとえどれだけ遠く離れていても・・・動く事が出来なくとも・・・彼らは常に"魂の絆"で繋がっているのです!
そして、この目に見えない"絆"の強さが、絶対にバーンの度肝を抜く!
ポップの揺るぎない自信は、仲間たちとの"絆"の強さを信じているからこそ湧いてくるでした!!
しかし、バーンからすれば、"魂"や"絆"などは戯言・・・
「やるぞォオーッダイ!後はまかせたあぁーッ!!」
掛け声と共に、ポップが飛び込みます!
彼はまず右手の呪文を投げつけ、続けて全魔法力をこめた"ブラックロッド"で思い切り殴りつけました!!
しかしバーンの予告通り、呪文は弾かれ、杖はへし折られてしまいます!!
そして・・・
大爆発に飲み込まれたポップ!
辺りには、バーンの高笑いが響き渡っています!!
すると・・・!?
爆煙の中から、ほくそ笑むポップの姿が・・・
なんと!?その胸元には"シャハルの鏡"が巻き付けられていたのです!!
次回に続く・・・
まとめ
仲間たちとの"魂の絆"・・・
目には見えませんが、間違いなく彼らは固い"絆"で結ばれています。
だからこそ、これまでも数々の奇蹟的な勝利を収めてきたのです。
ポップの揺るぎない自信は、それを信じているからなのですね。
そしてダイも、ポップの事を心から信用しています。
ダイの言う通り、最初の頃は頼りなかったポップですが、今の彼は絶対にやってくれるはずだと。
無謀に突っ込んだかに思えたポップでしたが、とんでもない奇策を隠していました。
しかし彼は、いつの間に"シャハルの鏡"を仕込んでいたのでしょうか!?
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