漫画版ドラゴンクエスト ダイの大冒険の第328話 『渾身!!!』ネタバレ、ストーリー振り返り感想記事です。
※漫画版ネタバレを含みますので、まだ読んでいない方は注意。
前回のあらすじ
ポップの挑発に乗り、"天地魔闘の構え"をとるバーン。
彼は、ダイとポップの2人しかいない状況で、どの様にして止めの一撃をくらわせるつもりなのかと問いました。
それに対しポップは、大魔王を倒すのは勇者と決まっており、奥義のくらい役は自分だと答えます。
そして、両手に別々の呪文をこめたポップですが、これでは二手しかありません。
バーンは、三手目の"カイザーフェニックス"で、仲良く丸焦げだと宣告しました。
しかし、それでもやるつもりのポップ。
彼は、ダイや仲間たちとの"魂の絆"がバーンの度肝を抜くと宣言し、飛び掛かっていきました。
バーンは宣告通り、呪文を弾き、杖をへし折り、無防備になったポップに"カイザーフェニックス"を放ちます。
大爆発に飲み込まれ、丸焦げになってしまったかに思われたポップでしたが、なんと彼の胸元には"シャハルの鏡"が備え付けられていたのです。
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ポップとの闘いに敗れたシグマは、自分の代わりにポップの行く末を見届けてほしいと、"シャハルの鏡"を託しました
シグマと同じ様に、腕に装備しようとしたポップでしたが、余りにも重すぎます。
そこでシグマから、胸に仕込んでおけばよいと助言されていたのでした。
"シャハルの鏡"は、何かの役どころか最後の決め手になってくれました
それはまるで、シグマの"魂"がポップを救ってくれたかのように・・・
自らが放った、不死鳥の業火に焼かれるバーン!
これも全て、仲間たちがダイのために作った奇跡の瞬間です!!
ここで決めなければ、大魔王を倒すチャンスは永久にやってこない・・・
この一瞬に、ダイは己の全てを込めます!!
渾身の"アバンストラッシュ"を放ったダイ!
しかし・・・!?
「・・・余を・・・この大魔王バーンをなめるでないわーっ!!」
なんとバーンは、"カイザーフェニックス"をかき消してしまいました!!
・・・しのいだり・・・!
バーンは、勝ちを確信していました
あとは、目の前のストラッシュを迎撃するだけ・・・
「すべては終わりだーっ!!」
バーンが拳を振り上げますが・・・!?
その時ダイは、なんとバーンの懐に!!
次回に続く・・・
まとめ
シグマは、ポップに"シャハルの鏡"を託していたのですね。
潔く負けを認め、先ほどまで敵として闘っていた相手の役に立てばと、自身の一番大切な物を預けるとは、彼もまたハドラーの武人の心を受け継いでいたのですね。
ヒムは復活しダイたちの仲間になりましたが、シグマの"魂"もまた、仲間として彼らを助けてくれました。
前回ポップが言っていた、"魂の絆"がバーンの度肝を抜くとは、まさにこの事です。
そして、仲間たちがダイのために作ってくれた、この一瞬をダイは無駄にはしません。
"カイザーフェニックス"を打ち消したバーンも流石ですが、ダイはその更に一歩先を行っていました。
バーンの予想外の動きで懐に入ったダイは、果たして決定打を与える事が出来るのでしょうか!?
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