漫画版ドラゴンクエスト ダイの大冒険の第212話 『思わぬ伏兵!!!』ネタバレ、ストーリー振り返り感想記事です。
※漫画版ネタバレを含みますので、まだ読んでいない方は注意。
前回のあらすじ
ダイたちを救ったハドラー。
生きがいを取られたくなかっただけだと言う彼に、バーンは処刑を宣告しました。
一方、瓦礫を蹴り破り出てきた、ハドラー親衛騎団たちは、主の身を案じハドラーの元へと急ぎます。
そしてハドラーを発見した彼らでしたが、ミストバーンとキルバーンに足止めされてしまいました。
バーンが杖を振り下ろし、処刑を実行します。しかし、なんとハドラーは、その杖を受け止め弾き飛ばしてしまいました。
あなたに2度殺されるのはご免だと言うハドラーは、かつての主である大魔王バーンとの戦いを決意します。
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いくら自身の力が増したとはいえ、大魔王バーンに勝つ事は出来ません
しかし、今のバーンは光魔の杖によって、魔法力を大量に消費しています
先ほどは、オリハルコンでできたダイの剣をへし折ったバーンですが、同じ素材でできている覇者の剣を折る事ができません
やはり、魔法力が弱まってきているのです
主の身を案じるミストバーン
しかし今、親衛騎団の束縛を解いてしまったら、彼らが大人しくしている訳がありません!
そしてアルビナスもまた、キルバーンが動いた瞬間に攻撃を放つ準備ができています!!
このまま力勝負では分が悪いと判断したバーンは、ハドラーを蹴飛ばし即座に"カイザーフェニックス"を放ちました!
しかし!?
なんと不死鳥の頭を鷲掴みにしたハドラーは、そのままその頭を握り潰してしまいました!!
「・・・この機は逃さん!!」
魔法力が弱っている、今しかチャンスはありません!
ハドラーの身体から、魔炎気が溢れ出ます!
彼は自身最強の技である、"超魔爆炎覇"で決着を着けるつもりです!!
ところが・・・!?
突如、身体を拘束されてしまったハドラー!
それはなんと、妖魔司教ザボエラの仕業でした!
死の大地の崩壊によって魔牢から抜け出したザボエラが、ハドラーへの復讐のために機をうかがっていたのです!!
「い、いまでぇーす!大魔王さまぁーっ!!」
大手柄を上げたザボエラがバーンに合図をすると、彼は自身の身体に刺さっていた光魔の杖を抜きました
そして、ハドラー目掛けて杖を放り投げたバーン!
ハドラーは、このままでは串刺しになってしまいます!!
すると!?
ブロックの目が激しく光り、彼の身体が真っ二つに割れ出しました・・・!?
眩い光を放つブロック!
その光に、ミストバーンは吹き飛んでいきました!
そしてブロックの中から、彼の中身と思われる人物が姿を現しました!!
物凄い速さで、ハドラーの元に駆け寄ったブロック!
その速さは、バーンの投げた杖を追い抜いていく程です!
そして一瞬にしてブロックは、ハドラーと入れ替わりました!!
バーンが空を見上げると、そこには光に包まれたハドラーと親衛騎団の姿が・・・
ハドラーの身代わりとなり、バーンの杖が胸に突き刺さっているブロック
言葉を喋る事が出来なかった彼が、最期に仲間たちへ別れの挨拶をします・・・
「ブロォーック!!」
ハドラーの叫びも虚しく、ブロックは自ら大爆発を起こします!
次回に続く・・・
まとめ
光魔の杖を使い続けていたバーンは、魔法力が減少していました。
しかし、いくら魔法力が減少しているとはいえ、大魔王バーン相手に戦いを優位に進めるとは、ハドラーの強さは相当パワーアップしているという事です。
そんな死闘に水を差すように、ザボエラが現れました。
この場面で現れお手柄を上げるとは、彼の悪運の強さには驚かされます。
そして、まさかのブロックです。
実は中に本体がいたなど、誰が想像できたでしょうか?しかも、凄まじいスピードの持ち主でした。
ハドラーに身代わりになり、自爆したブロック。言葉を喋る事が出来ない彼が、始めて喋った言葉が別れの言葉になってしまうとは・・・
ハドラー親衛騎団の主に対する忠誠心を、改めて見せつけられました。
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