漫画版ドラゴンクエスト ダイの大冒険の第164話 『極大呪文の秘密!!』ネタバレ、ストーリー振り返り感想記事です。
※漫画版ネタバレを含みますので、まだ読んでいない方は注意。
前回のあらすじ
ヒュンケルに好意を抱いているエイミ。
彼女が買い出しから戻ると、病室はもぬけの殻です。ダイとヒュンケルは、5日後に死の大地へ乗り込む事が決まると、出来るだけの修行をすべく飛び出していったのでした。
早速、ロン・ベルクに壊れた武器の修復を願い出るダイたちでしたが、ロンは凄く不機嫌です。
"ダイの剣"以上の武器は作れないという彼は、ダイが今より強くなる他ないと、自ら剣を取り修行をつけるつもりです。
一方、マトリフの元を訪れていたポップ。
ヒムに通じる呪文が必要と言うポップに、マトリフは自身最大の極大呪文を伝授してくれるようですが・・・
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マトリフが使うのをためらうほどの極大呪文・・・
すると突然、マトリフは"メラ"系と"ヒャド"系の呪文を全部言えるか?と尋ねました
メラ、メラミ、メラゾーマ・・・ヒャド、ヒャダルコ、ヒャダイン、マヒャド・・・
魔法使いなら全て言えるのは当然です
「・・・じゃあメラゾーマやマヒャドを極大呪文っていうか?」
"イオナズン"や"ベギラゴン"と違い、メラ系とヒャド系の最大呪文は極大呪文とは言わないのです
プラス方向のメラ系と、マイナス方向のヒャド系
この対極にある魔法力をスパークさせたエネルギーこそが、全ての物質を消滅させる最強の力となるのです
メラ系とヒャド系に極大呪文がない理由・・・それは、その敵を消滅させてしまう消滅呪文があるからなのです
その極大消滅呪文の名前は、"メドローア"
"メドローア"は、マトリフでさえ成功させるのが非常に難しいと言います
それは、メラ系とヒャド系の呪文を全く互角のパワーで合成する技術が必要だからです
しかし、決まれば無敵です!
オリハルコンの敵に通じる呪文は、あらゆる物質を消滅させてしまう"メドローア"だけなのです!!
この呪文を成功させるには、二つの呪文を同時に、しかもバランスよく扱えなければなりません
「センスの無え奴には一生できねえ・・・!!」
そう言うとマトリフは、手に溜めたエネルギーをポップの方に向けました!?
なんと!?"メドローア"は、同じ呪文をぶつけなければ相殺出来ないのです!
マトリフがポップに放つとなれば・・・ポップも即興で"メドローア"を放たなければ、消し去る事は出来ません!
それは、失敗="消滅"という事です!!
いくらなんでも無茶苦茶です!
怖気づいたポップは、逃げようとしますが・・・
なんと!?マトリフの口から血がにじみ出ています!!
アバンたちのために無茶を続けたマトリフの身体は、ボロボロです
しかし彼は、自分の身体をかえりみず、ポップのために"メドローア"を伝授してくれようといているのです
・・・よけられねえっ!!
この一発は、ただの一発とは重みが違う!
こいつをよけたら・・・二度とあの人を師匠と呼べないっ・・・!!
覚悟を決めたポップ!!
「・・・ありがとよ・・・!」
そう呟いたマトリフは、あらゆる物質を消滅させてしまう極大消滅呪文、"メドローア"を放ちました!!
大爆発に飲み込まれたポップ!
しかし彼は消滅していません!!
「いいぞ!押さえ込め!!」
もう少しで押さえ込める・・・そう思われた瞬間!?
なんと!?ポップの右手から炎が上がり始めました!!
メラ系最高位呪文の"メラゾーマ"を放つなど、ポップはヒャド系よりもメラ系を得意としています
そんな彼は、プラスのエネルギーのバランスが強すぎるため、ヒャド系呪文を出している右手が燃えだしてしまったのでした!
このまま失敗して消滅してしまうのか・・・!?
果たしてポップの命運やいかに!?
一方、ダイとヒュンケルの二人を相手するロン・ベルク
なんと彼は、この二人を同時に相手しているにもかからわず、息一つ切らさないという驚異的な強さを誇っています
ロンは剣を作るだけでなく、その扱いに関しても地上で右に出る者はいないほどだったのです!!
次回に続く・・・
まとめ
極大消滅呪文"メドローア"が登場しました。
メラ系とヒャド系のエネルギーを均衡させて放つその呪文は、オリハルコンですら消滅させる事が出来ると言うのですから驚きです。
ヒムたち、オリハルコンの親衛騎団に対抗するためには必要不可欠な呪文ですが、果たしてポップは習得する事が出来るのでしょうか?
そして、もう一つの驚きが、ロン・ベルクの剣術です。
ダイとヒュンケルと言えば、共にアバン流刀殺法を極めた剣の達人です。
その二人を余裕でいなしてしまうとは・・・本当に恐ろしい男です。
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