漫画版ドラゴンクエスト ダイの大冒険の第157話 『氷河に消えた勇者』ネタバレ、ストーリー振り返り感想記事です。
※漫画版ネタバレを含みますので、まだ読んでいない方は注意。
前回のあらすじ
氷の海へと消えていったダイ。
対決は相討ちであったようで、ハドラーも海へと消えていきました。
キルバーンは、ハドラーをミストバーンに任せ、ポップを始末するつもりです。
挑発に耐え、今どうすべきかを冷静に考えたポップは、逃げる選択をしました。
しかし、すぐに追いつかれてしまいますが、クロコダインが助けに入りました。
そしてなんと!?クロコダインも初手から逃げをうちました。
なんとか、キルバーンをやり過ごした二人。ポップは、ダイを残して逃げるしかなかった事を悔やみ、クロコダインの胸を借り男泣きです。
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水中からハドラーが出てきました
相討ちだったとはいえ、超魔生物は再生能力を持っています
もう彼は、完全に傷が癒えているようです
ダイは、残る力を振り絞った攻撃を仕掛ける事によって、ハドラーの技の威力を相殺し防御に変えたのでした!
ハドラーは、ダイの戦闘センスや飽く事なき闘争心に驚愕しました
あれが数千年にわたり戦い続けてきた、竜の騎士の血というものなのか・・・!?
そして、あの一瞬でダイが放った技・・・あれはまさしく・・・
父親であるバランの必殺技、"ギガブレイク"でした!!
呪文も"ライデイン"であり、パワーも小さいものの、あれは紛れもなく"ギガブレイク"・・・
やはりダイの中でバランは、とても大きな存在なのです!
ダイの成長に心躍らすハドラー
彼は、ダイとの再戦を楽しみにしています・・・
一方その頃、パプニカに戻ったポップとクロコダイン
ポップを待っていたのは、労をねぎらう言葉・・・ではなく、チウの怒声でした!
自らの暴走によってダイを巻き込んでしまったポップ・・・
挙句の果てに、ダイを置いて逃げてきた事態に、チウが怒りが収まらない様子です
いつもなら喧嘩になる二人ですが・・・今回ばかりは、ポップも返す言葉が見つかりません
「・・・チウとかいったな、勘弁してやってくれ・・・」
ヒュンケルが意識を取り戻したようです
そして彼は、ポップをかばう発言をします
その優しさが、今のポップには一番キツイのです・・・
ヒュンケルにそんな言葉をかけられるなら、いっそブン殴られた方がマシだ!!
ポップは、やりきれない思いで胸が張り裂けそうです
ダイの捜索は、クロコダインが引き受ける事になりました
ダイが落ちたのは、無数の氷山や流氷が浮かぶ極北の海です
急がないと、いくらダイでも無事ではすみません・・・
チウぐらいの大きさなら、一緒に乗せて行ってやると言うクロコダイン
ポップも連れて行ってくれとせがみますが・・・空を飛べる魔法力も残っていないポップでは、捜索は出来ません
自分のためにやられてしまったダイを、他の奴に任せっきりになんて出来ない!
居ても立っても居られないポップは、レオナに頼み込みます
魔法力が少し回復する"魔法の聖水"を、マリンが持っているようです
それを聞いたポップは、慌てて部屋を飛び出していきました!
ポップにわざと優しい言葉をかけたと言う、ヒュンケル
傷が癒えるまで動く事の出来ない彼は、ポップに頑張ってもらわないといけないのです
「きゃーっ!きゃーっ!!」
マリンの悲鳴が辺りにこだましています!
焦りすぎているポップの仕業でした・・・
1秒でも早くダイを捜しに行きたいポップが、マリンの服を引っ張り催促しているのでした
大空を舞う、クロコダインの元に現れたポップ
彼の頬には、真っ赤な手形が・・・
こうして、3人での捜索が始まりました
ダイの安否が判明しだい、魔王軍の本拠地である"死の大地"に乗り込むべきだと言うヒュンケル
鬼岩城を粉砕した今、残る強敵はハドラー、ミストバーン、キルバーンの3人のみです
大魔王バーンとの最終決戦は、そう遠くないようです・・・
次回に続く・・・
まとめ
超魔生物の再生能力によって復活した、ハドラー。
彼曰く、ダイは激突の瞬間に"ギガブレイク"を放っていたようです。
とっさに出た技が、父親であるバランの技であったという事は、ハドラーの言う通りダイの中でバランの存在がとても大きいという事です。
なんだかんだ言いながらも、父親の事を尊敬している部分もあるのでしょう。
そして、ポップに対するヒュンケルの想いに感動しました。
彼はポップの事を、口では半人前と言いながら、内心では頼りにしているようです。
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