漫画版ドラゴンクエスト ダイの大冒険の第86話 『戦慄!竜闘気!!』ネタバレ、ストーリー振り返り感想記事です。
※漫画版ネタバレを含みますので、まだ読んでいない方は注意。
前回のあらすじ
立ち上がったダイに、話し合っても無駄だと考えたバランは、ダイを力ずくで連れていこうとします。
ダイは、"アバンストラッシュ"を放とうと構えますが、バランにはすでに見破られており、自分には効かないと釘をさされてしまいます。
そこでダイは、雷雲を呼び"ライデインストラッシュ"を放ちました。しかし、バランに剣で防がれてしまいます。
"ライデイン"の稲妻を剣に蓄えたバランは、更に"ギガデイン"を唱え"ギガブレイク"としてダイに放ちました。
ダイがやられ、絶体絶命のピンチと思われたその時、獣王クロコダインが助っ人に駆け付けました。
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クロコダインでも恐れるバラン
彼には呪文が全く通じず、直接攻撃でしかダメージを与えられないようです
だからポップの"ペタン"が足止めにもならなかったのです
誇り高き竜の騎士であるバランは、同じ様に武人の心を持ったクロコダインやヒュンケルの事を気に行っていたようです
そんな二人が魔王軍を去っていく事に疑問を抱いています
ハドラーに人徳がないのでは?と考えているバランですが、クロコダインはきっぱりと否定します
ハドラーはともかく、大魔王バーンのためなら死んでもいいと考えていたというクロコダイン
今はその対象が"ダイ"に変わったと言います
ダイがいなかったら、クロコダインやヒュンケルはいつまでも魔道をさまよっていた・・・
ダイは心の闇に光をくれた"太陽"である!
そんなダイを、人間を滅ぼすために無理やり連れていくなど絶対に許さない!
そう言ってクロコダインは、死を覚悟してバランと戦うつもりです!!
バランは"太陽"という言葉に、ある女性を思い出していました
その女性の名は"ソアラ"
悲しそうな表情を浮かべるバラン・・・
バランはクロコダインを睨み付けると、剣をおさめました・・・
剣をおさめたバランですが、戦いをやめた訳ではありません!
バランは鬼の形相で、クロコダインに完成された竜の力の恐怖を教えてやると宣言します!!
バランから凄まじい闘気が発せられます!
しかし、剣をおさめたバランは棒立ちです・・・
舐められているのか?と感じたクロコダインが、先制攻撃をしかけました!!
クロコダインの"真空の斧"が、バランの首をとらえました!
・・・!?
なんと!斧が砕けてしまいました!!
しかもバランは完全に無傷です!
こんなバカな事が起きるはずがない!?
これにはクロコダインも、開いた口が塞がりません!!
・・・よく見ると、斧とバランの間に光輝く気流のような物が見えます・・・
"竜闘気"!!
これこそが竜の騎士最強の秘密、"竜闘気"であるとバランが言います!
そしてバランは、素手でクロコダインの体に穴を開けてしまいます!
竜の騎士は、全身を鋼鉄のように強化する"竜闘気"に覆われていると言います
呪文を跳ね返し、素手でクロコダインの体に穴を開けるという離れ技は、この"竜闘気"によるものであったのです!
紋章を浮かべたダイが、とんでもない力を発揮するのも"竜闘気"の力だったのです!!
バランは、"竜闘気"全開で戦えば、この地上に敵はなし!とクロコダインに飛び掛かりました!
目にも止まらぬ速さで、クロコダインを攻撃するバラン!
その速さと威力に、クロコダインは何もする事が出来ません!
なすがままに殴られ続けるクロコダイン!!
一瞬の隙をつき、何とか斧で反撃したクロコダインですが・・・!?
片手で軽くいなされ、腕をきめられてしまいました!!
そしてバランはクロコダインの右目に、紋章から光線を発射し攻撃します!!
バランはクロコダインの戦意を喪失させようと、視覚を奪ったのです!
両目を失ったクロコダイン・・・
流石のクロコダインも、目が見えなくては戦う事ができません!
次回に続く・・・
まとめ
ダイたちのピンチに現れたクロコダイン。彼は、ダイの事を自分を照らしてくれる"太陽"だと言いました。
そんな"太陽"を無理やり奪おうとするバランに命をかけて立ち向かいます。
"太陽"という言葉にバランは、"ソアラ"という女性を思い出していました。
それは、恐らくダイの母親の事だと思います。その辺のエピソードも、いずれ明らかになっていくでしょう。
そして、竜の騎士の強さの秘密が明らかになりました。それは、体を鋼鉄のように強化し、あらゆる呪文を跳ね返すという"竜闘気"でした。ダイも竜の紋章で強くなりますが、クロコダインの一撃を棒立ちで受け、逆に斧を破壊してしまうという芸当は、完全なる竜の騎士であるバランにしかできないでしょう。
自分とクロコダインの力量差を把握しているバランは、クロコダインの命を奪うまいと、視覚を奪い降伏させようとしました。クロコダインの事が六大団長の中で一番気に入っていたという、バランのせめてもの情けをかけたのだと思います。
しかし、クロコダインがこのまま簡単に降伏するとは思えません。視覚を失ってしまったクロコダインは、一体どの様に戦うのでしょうか?
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