漫画版ドラゴンクエスト ダイの大冒険の第305話 『私が最強だ!!!』ネタバレ、ストーリー振り返り感想記事です。
※漫画版ネタバレを含みますので、まだ読んでいない方は注意。
前回のあらすじ
"ドルオーラ"の連発を食らわせたダイ。
流石に、2発分の"ドルオーラ"を受けたバーンの姿はありませんでした。
ダイを抱え立たせたレオナは、彼の事を"大魔王を倒した勇者"として称えるのでした。
一方、その凄まじい衝撃を感じ取っていたポップたちは、マァムの訴えもあり、ミストバーンに止めを刺そうかどうか迷っていました。
すると、動けないはずのミストバーンが、突然立ち上がり始めたのです。
その不気味な姿に、迷っている暇はないと、ヒムが"闘気拳"を放ちます。
しかし、彼の拳はミストバーンの首飾りで止められてしまいました。
そして、首飾りが真っ二つに割れると同時に、ミストバーンの正体が姿を現します。
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ミストバーンの素顔・・・
それは、人間なのか、はたまた魔族なのか?
ミストバーンが静かに手をかざします・・・
すると!?
なんと、その掌圧だけで、その場にいた全員が壁に打ち付けられてしまいました!!
頭に血が上ったヒムが、ミストバーンに殴り掛かります!
「いかんッ!ヒム!!」
ヒュンケルの叫び声に、動きを止めたヒム!
彼は、ミストバーンから放たれる凄まじい殺気を感じ取ります
そして、その殺気に圧倒され、動く事が出来ません
あのヒムが、本能的に恐怖を感じ気圧されているのです
しかし、ヒムは簡単に引き下がるような男ではありません!
彼は己を奮い立たせ、"闘気拳"で殴り掛かりました!!
ところが!?
なんとミストバーンは、ヒムの左拳を片手で軽々と受け止めてしまったのです!!
そして・・・!?
そしてミストバーンは、千切れたヒムの腕を彼に放り返しました!
なんとヒムのオリハルコンの腕を、力任せに無造作にねじり切ってしまったのです!!
一方その頃、ダイは消耗しきった肉体を、レオナの"ベホマ"によって回復してもらっていました
ポップたちの事が気になるというダイは、立ち上がり急いで彼らの元に向かおうとしますが・・・
どうやらダイの身体は、"ベホマ"でも全快していないようです
"ベホマ"で体力が全快しないなど、普通にはありえない筈ですが・・・
ここでレオナは、以前ヒュンケルが言っていた言葉を思い出します
それは、暗黒闘気で受けたキズは、回復呪文を受け付けないという事です
もしかしたら、竜闘気もそれに近い特性があるのかも知れません
しかし、一体どうすれば・・・ダイは不安そうです
どれくらいの時間で元に戻るのか、ダイは不安そうですが、いくらミストバーンが強敵であっても、バーンより強いはずはないとレオナは言います
ポップたちとラーハルトが、力を合わせれば大丈夫!
そう言って、ダイを安心させるレオナ
彼女は、そんなヘロヘロな状態で加勢にいっても、かえって迷惑になるだけだと断言しました!
大魔王を倒したはずなのに、何故か心の高鳴りが収まらない様子のダイ
彼の中で目覚めた闘いの遺伝子が、何か不吉な予感を察知しているのでしょうか?
一方、オリハルコンの腕を引きちぎるという、現実離れした芸当を見せたミストバーンに、ヒュンケルたちは蛇に睨まれた蛙のように微動だにする事が出来ません
そんな中、一人飛び立つ男がいました!
ラーハルトです!
彼は、引きちぎられたヒムの腕で、ミストバーンの脳天を思い切り殴りつけました!!
しかし・・・!?
そして、腹部を思い切り殴りつけられたラーハルトは、柱まで吹っ飛ばされてしまいます!
ヒムやラーハルトの事を、地上では最強レベルだと言うミストバーン
「・・・だが、この姿の私には足元にも及ばない・・・」
魔界最強の男・・・
ここでチウが、ふと思った疑問をぶつけます
ミストバーンよりも、偉い大魔王バーンはどうなるのだと
そして、ミストバーンは答えます・・・
バーン様は偉大であり、その英知と魔法力においては他に並ぶ者はいないと
しかし、肉体の強さにおいては、今の私の方が上だと!!
ミストバーンの言っている事が、あまりにも突拍子がなく理解できないポップ
それでは、ミストバーンの方がバーンよりも強く、魔王軍の本当の大ボスだという事なのか?
しかしミストバーンは、お前たちの頭の出来では、自身とバーンの間柄を話した所で理解は出来ないと言いました
そして、ミストバーンがバーンよりも本当に強いのか?
その問いに関しては、ポップの言う通りだと言います
「・・・感謝しながら死んでいけ・・・」
これほどの相手に殺されるなど、何百年生きても、まず有り得ない事だと言うミストバーン
先ほどまでは勢いのよかったヒムも、打つ手がなさそうです
しかし、そう簡単にやられる訳にはいかないと、ラーハルトは何か手を模索している様子です
そして、僅かにでも足止めが出来れば、まだ最後の手段が残されていると、クロコダインとヒュンケルは希望を失っていません
どうやら、みんなの熱い視線が一人の男に向けられているようです・・・
"メドローア"を放つには、誰かが時間を稼がなければなりません
そこで、ヒムが名乗りをあげます!
回復を頼んだ彼は、どうやら羽交い絞めに持ち込むつもりのようです
そして、そのまま"あのデカいの"を一発ブッ放せと言いました!
次回に続く・・・
まとめ
ミストバーンの正体は、今までの敵とは強さの次元が違うようです。
ヒュンケルは、相手の力を利用しオリハルコンを砕きましたが、ミストバーンは違います。
彼は少し力をいれただけで、ヒムの腕を引きちぎってしまったのです。
おまけにオリハルコンを脳天に思い切りぶつけられても、全くの無傷だという防御力まで備えています。
そしてラーハルトまでもが、簡単に返り討ちにあってしまいました。
大魔王バーンを倒したはずのダイが感じた不吉な予感は、ミストバーンの正体の事だったのでしょうか?
しかし、まだ望みが断たれた訳ではありません。
そうです。彼らには、ポップの"メドローア"という超極大消滅呪文が残されているのです。
呪文の準備には時間が掛かりますが、もし当てる事が出来れば、流石のミストバーンも無事では済まないでしょう。
果たして、みんなの期待を一身に背負ったポップは、"メドローア"を成功させる事が出来るのでしょうか!?
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