漫画版ドラゴンクエスト ダイの大冒険の第214話 『生存者は・・・!!?』ネタバレ、ストーリー振り返り感想記事です。
※漫画版ネタバレを含みますので、まだ読んでいない方は注意。
前回のあらすじ
ブロックの身代わりによって、一命を取り留めたハドラー。
ヒムが大粒の涙を流すなど、みんなブロックの死を悔やみますが、今は一時撤退します。
そして、大爆発に飲み込まれたバーンでしたが、彼は無傷でした。
バーンが空を見上げると、そこには竜の騎士が生涯を終える時に現れるという、聖母竜マザードラゴンの姿が・・・
海面でその様子を見ていたポップとマァムは、竜がダイを運んでいる事に気が付きます。
一方、天空の彼方からロン・ベルクの目の前に現れたのは、"ダイの剣"と"鎧の魔槍"でした。
勇者とその仲間たちが倒された今、大魔王バーンの攻撃が世界中で始まりました。
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魔王軍の攻撃から逃れるため、ニセ勇者一行は、一度滅ぼされた国"オーザム"に身を潜めていました
しかし、その余りにも寒すぎる環境に、音を上げてしまいそうです
魚を獲ってきたという、まぞっほたちが帰ってきました
彼らを出迎えに外に出た、でろりんたち
すると、上空に巨大な何かが浮かんでいる事に気が付きます・・・
彼らは当然ながら、それが魔王軍の本拠地である"バーンパレス"である事を知りません
そして、バーンパレスから地上に向かって攻撃が発射されます!
その凄まじい威力に、ニセ勇者たちは吹き飛ばされていきました!!
その爆発を上空から眺めていたザボエラは、バーンパレスの破壊力に感心していました
そして、その背後には、魔軍司令ミストバーンの姿が・・・
魔軍司令補佐の立場を与えられたというザボエラは、ハドラーの事を馬鹿呼ばわりしています
そんなザボエラにミストバーンは、ハドラーの体内に黒の結晶が埋め込まれていた事に気付いていたかを尋ねます
どうやらザボエラは、その事に気が付いていたようです
突如、激昂したミストバーンは、ザボエラの額に指を突き刺しました
そして、ザボエラの事をカスと言い放った、ミストバーン
彼はそのカスが、ハドラーの事を卑下した事に怒っているのでした
ミストバーンは、自分の成り上がりのために人から人へと調子よく取り繕っていく、ザボエラの様なドブネズミを絶対に信用しないと言います
どうせまた、主を裏切る・・・
しかし、その時は容赦なく殺すと釘を刺します!
本心を見破られたザボエラですが、彼は強者とは強い者ではなく、戦場に最後まで残っていた者だと考えています
必ずや自分のやり方で、笑ってみせてやる!
彼の野心は計り知れません・・・
一方、海面に浮かぶポップとマァムは、命すら助かったものの、どうする事も出来ない状況に陥っていました
そして、諦めてしまったポップは、最期に言っておきたい事があると言い出しましたが・・・そのまま気を失ってしまいます
次のポップが目覚めると、そこは何処かの浜辺でした
横を見ると、そこにはマァムの姿が・・・
なんと彼女は、ポップを抱えたまま、この浜辺まで泳いできたのです
ポップがマァムに感心していると、目の前の森に巨大な"グリズリー"が現れます
普段なら軽く呪文であしらえる相手ですが、今のポップは魔法力が空っぽです
しかし、愛するマァムだけは何としても守らなくてはなりません
覚悟を決めたポップは、素手でグリズリーと戦う事を決意します!
しかし、どう考えても勝ち目はありません!
歯を食いしばり、グリズリーと対峙するポップ!!
すると・・・!?
突如グリズリーは、腕をぶんぶん振り回しながら雄たけびを上げました!?
なんと彼は、チウ率いる獣王遊撃隊の一員だったのです!
チウの後ろには、ノヴァとアキームの姿も・・・
隊員番号8番が付けられたグリズリーは、ポップを見つけ大手柄です!!
ここは、カール北東の森にあるアジトです
なんでもレオナたちは、ある人物に助けられここに避難し、あの大爆発から難を逃れたと言います
その人物とは、とても美しい女性でした
彼女は一体・・・!?
次回に続く・・・
まとめ
ミストバーンは、ハドラーを卑下するザボエラに対し、怒りを露わにしていました。
今までの言動から、敵だろうと強い者は認める考えを示してきたミストバーン。
そんな彼は、魔族の身体を捨ててまで超魔生物と化したハドラーに、少なからず尊敬の念を抱いていたのです。
それに引き換え、調子よく強者に取り繕い、不要と見るなり別の主に乗り換えてきたザボエラが、そのハドラーをカス扱いしたのです。怒るのも無理はありません。
そういった所も含めて、ハドラーこそ謀反を起こしたものの、ミストバーンにせよザボエラにせよ大魔王バーンへの忠誠心は変わりません。
どれだけバーンが、偉大な存在なのかが分かります。
そして、以前レオナたちを誘導してくれた人物が登場しました。
とても美しい女性ですが、彼女は一体、何者なのでしょうか・・・!?
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