漫画版ドラゴンクエスト ダイの大冒険の第83話 『竜騎将の正体』ネタバレ、ストーリー振り返り感想記事です。
※漫画版ネタバレを含みますので、まだ読んでいない方は注意。
前回のあらすじ
竜騎将バランと相まみえたダイは、バランからともに人間を滅ぼそうとの誘いを受けます。
ダイは当然断りますが、バランは人間を滅ぼす事が竜の騎士の務めであると言い、引き下がりません。
そして、竜の騎士の正体を語り出すバラン。
それは、"竜の力"、"魔族の魔力"、そして"人間の心"を持った最強の戦士であり、この世を征服しようとする者を粛正するために存在するといいます。
どうやらバランは、大魔王バーンは世界の平和のために人間を滅ぼそうとしており、そのため竜の騎士であるダイも力を貸すべきだと考えているようです。
ダイが人間を滅ぼす事に加担するわけがありません。そしてダイは、バランに"アバンストラッシュ"で斬りかかりますが、全くダメージを与える事が出来ません。
バランは力づくで連れて行くと言い、額に紋章を浮かべ力を解放しました。
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湖に発生した大渦をみたメルルは、凄まじい力を持った何者かが下にいる事を感じ取っていました
すると、大渦の中心から閃光が走り、そこからダイが現れました!
地面に叩きつけられたダイの元に皆が集まります
そして追いかけるように、今度はバランが現れました!!
バランを始めて見た一同は、ダイと同じ額の紋章に驚きます!
しかしメルルが言うには、竜の騎士はこの世に一人しか現れないはず・・・
どうやらメルルの言っている事は正しいようです。
本来であれば、この世に一人しか生まれない竜の騎士一族・・・しかし、ダイという例外がおこったといいます
バランは再度、ダイに自分と共に人間を滅ぼすよう促します・・・
しかし当然、ダイにはそんなつもりはありません!
人間に肩入れするダイを不思議に思うバラン
今はまだいいが、成長し竜の力に目覚めたダイを、人間は迫害しはじめる!
その時に、地獄の苦しみを味わうのは、他の誰でもなくダイ本人だと!!
そう言われたダイは、ベンガーナでの出来事を思い出し、複雑な思いになります・・・
すると、そんなやり取りを聞いていたポップが割って入ります!
ダイは大切な仲間!たとえ正体が何であっても迫害などしない!
しかも、ダイが人間を滅ぼす事に加担するなど、死んでもある訳がない!!
そう言うとポップは、ダイを"ベホマ"で回復するようレオナに頼み、自分がバランを相手すると構えました!
バランは、「死にたくなければそこをどけ」と忠告しますが、ポップはどくつもりなどありません!
そしてポップは、ベンガーナでドラゴン三匹を仕留めた魔法"ベタン"を唱えました!!
ポップのベタンに、バランの周辺に強力な重力場が発生しました!
しかしながらバランは、何事もないかの様にポップに向かって歩いてきます!!
ドラゴン三匹を仕留めたポップの最大魔法が、足止めにすらならないとは・・・
重力場の中でも、余裕の表情のバラン!
そして、バランが額に意識を集中すると!?
物凄いエネルギーが、バランから発っせられました!
そのエネルギーはベタンの重力場の壁を破壊し、ポップたちを襲います!
その威力に、バランの周りにある全ての物が吹き飛ばされてしまいました!!
そして、バランがエネルギーを発し終わると、彼を中心にまるで隕石が落ちたかの様なクレーターが出来ていました!!
ケタ違いの強さを誇るバラン・・・
彼は、動けなくなったダイを連れていくつもりです
身を挺してダイを守るレオナ
同族だからといってダイを自由にできる権利はない・・・
そう言って、何とかバランを説得しようとポップが食い下がります
しかし、バランは「権利ならある!」と力強い口調で主張します!
権利とは・・・!?
そして、バランが続けます・・・
「我が子供をどう扱おうと勝手のはず・・・!!」
バランの口から出た言葉に、レオナとポップは顔を見合わせます!?
レオナたちの様子を見たバランは、冷静な口調でもう一度繰り返しました・・・
ダイは自分の子供だと!!
そして、ダイの本当の名は"ディーノ"だと!!
次回に続く・・・
まとめ
ポップたちと対峙したバランは、ケタ違いの強さを見せました。
それは、ポップが現在使える攻撃呪文の中で、最強の威力を持つ"ベタン"が足止めにもならないほどです。
大人に成長した竜の騎士は、これほどまでに強くなるのですね。ダイの事を子供扱いするのも納得出来ます。
そして、ダイの大冒険の中で一番の衝撃といっても過言ではない事実が、ついに明らかになりました。
ダイの父親であったバラン。バランは自分の子供だからこそ、人間に虐げられ心を傷つけられるような経験させたくなかったのでしょう。
しかし、本当にダイの事を思うのであれば、強引に自分の意見を押し付けるのではなく、もう少しダイの意見に耳を傾けるべきですよね。
もしかしたら、バランも人間に虐げられた過去を持っているのかもしれません。
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