漫画版ドラゴンクエスト ダイの大冒険の第230話 『魔剣戦士復活・・・!!?』ネタバレ、ストーリー振り返り感想記事です。
※漫画版ネタバレを含みますので、まだ読んでいない方は注意。
前回のあらすじ
母親の夢を見たダイは、とても清々しい表情をしています。
そして、罵声を浴びせてしまった事を詫びに来たポップ。マァムは、自分こそ悪かったと許してくれました。
レオナとダイ、マァム、ポップの4人は、最終決戦への意気込みを確認し合います。
一方、先に処刑場に到着していたフローラたちは、囚われの身であるヒュンケルとクロコダインを岩陰から見守っていました。
すると、正午になった頃、バーンパレスが姿を現します。
バーンパレスが止まり、処刑の時間を知らせに来たミストバーン。
彼がヒュンケルに、軍門に下るか否かの答えを迫ると、なんとヒュンケルは暗黒闘気を飲み干してしまいました。
その直後、大声で叫び声を上げたヒュンケルは、頭髪が真っ黒に変色し、まるで先ほどまでとは別人と化してしまいます。
ここから本文
グラスを飲み干したヒュンケルは、見る見るうちにまるで別人のように変化していきました
それを見たメルルは、すぐにそれが暗黒闘気の仕業だという事に気が付きます
「人間の首をはねろと言われたら、まるで花を摘むようにたやすく行えそうな気がするだろう?」
ミストバーンの問いかけに、無言のヒュンケル
ヒュンケルがそうたやすく、正義の心を失うわけがない!
そう信じて疑わないクロコダインでしたが、今のヒュンケルからは光の闘気を感じ取る事が出来ません!!
わざと軍門に下ったふりをして、自分の光の闘気でなんとか耐えようと企んでいたと、ヒュンケルの作戦を読むミストバーン
しかし、限界が無いという暗黒の力は、想像以上に強大でした
その力で身体の傷は全て癒されたヒュンケルですが、どうやらまだ体内に良心が残っているようで身体が重そうです
そんな彼を完璧な魔剣戦士とするため、ミストバーンはクロコダインの処刑を命じました!
かつての仲間を殺せば、ヒュンケルの良心は消え光の闘気は消滅し、完全なる悪の魔剣戦士に戻る事が出来るというミストバーン
そしてヒュンケルは、命じられた通りクロコダインに刃を向けました
そんな彼をじっと見つめていたエイミは、我慢できず飛び出そうとします
追い詰められたクロコダイン
目の前のヒュンケルは、今や完全に敵・・・
クロコダインは、ふとヒュンケルの言葉を思い出しました
「もしも俺を友と思うのなら・・・何が起こっても俺を信じてくれ・・・!」
「ヒュンケル!がんばれッ!!暗黒闘気ごときに負けるなッ!!」
クロコダインの叫びに、なんとヒュンケルが微かながらも反応しました!
そして彼は、剣を振るう事をためらい、クロコダインに止めを刺す事が出来ません!!
「ウオオオオーッ!!」
必死に暗黒闘気と戦うヒュンケルは!?
力なく、その場に倒れるヒュンケル
彼は、ピクリとも動きません・・・
ヒュンケルが力尽きたのに、ダイたちはまだ出てきません
しびれを切らしたノヴァは、剣に手をやりますが・・・!?
ロン・ベルクに腕を掴まれ、制止させられてしまいました
ヒュンケルが力尽きてしまった事を、心底残念に思うミストバーン
「・・・今、冥土の道連れを増やしてやる・・・」
そう言うと彼は、自身の手でクロコダインの息の根を止めに行きます
・・・その時です!?
「今なら・・・お前の首でも簡単に落とせそうな気がする・・・!!」
身体から、溢れんばかりの光の闘気を放出するヒュンケル!
その瞳には、完全に闘志が戻っています!!
次回に続く・・・
まとめ
暗黒闘気を飲み干したヒュンケルは、髪の毛が真っ黒に染まり、顔に模様が浮かぶなど全くの別人の様になってしまいました。
その姿を見るだけで、暗黒闘気の恐ろしさが伝わってきます。
そして、そんな状況なのにダイたちは姿を現しません。絶対絶命のピンチでしたが、彼は打ち勝つ事が出来ました。
クロコダインに言っていた、「信じてくれ!」という言葉に間違いはなかったのです。
溢れんばかりの光の闘気を放つヒュンケルは、その目に闘志が戻り、完全復活を遂げました。
あとは、ダイたちを待つだけです。
記事一覧、サイトマップへはコチラから→