漫画版ドラゴンクエスト ダイの大冒険の第218話 『ダイ戦線離脱・・・!!?』ネタバレ、ストーリー振り返り感想記事です。
※漫画版ネタバレを含みますので、まだ読んでいない方は注意。
前回のあらすじ
バーンパレスに囚われの身となった、ヒュンケルとクロコダイン。
彼らの前に姿を現したミストバーンは、なんとヒュンケルに魔王軍の戻ってくるよう誘いをかけてきました。
そんな誘いに乗る訳がないと息巻くクロコダインでしたが、エイミの切なる訴えかけが頭によぎったヒュンケルは、少し考えさせてほしいと返答しました。
その答えに裏切られたと憤るクロコダインに対し、ヒュンケルには何か考えがあるようです。
一方、見知らぬ部屋で目覚めたダイが建物の中を散策していると、扉の向こうから仲間たちの声が聞こえてきました。
彼らは、全ての希望は勇者ダイにかかっていると期待を寄せているようですが、大魔王バーンの強大な力を肌で感じ、すっかり自信を無くしてしまったダイは、その場から逃げ出してしまいます。
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"ルーラ"を使い、どこかの森の中に逃げ込んだダイ
完全に自信を失ってしまった彼には、もはや大魔王と戦う気力など微塵もありません
一方、姿を消してしまったダイを探す仲間たち
みんな彼が逃げ出してしまったなど、到底信じられない様子です
しかし、フローラにはダイの気持ちが分かるようです
ダイは戦う事が恐ろしくて逃げたのではなく、"勇者"という名の重みに気付き、その期待に答えられないかもしれない自分を恐れていると言うフローラ
そして、自分に勝てない様な者では、真の勇者とは言えないと冷静に判断します・・・
ところがレオナは、そんなフローラに対し、ダイが本物の勇者であると断言しました!
ポップが森の中を捜索していると、暗い顔でうつむいているマァムを発見します
もうダメかもしれない・・・
いつも前向きなマァムも、今回ばかりは後ろ向きな発言をしています
ふざけないでよと憤るマァム!
「・・・心配ねえ・・・全然心配ねえって!・・・」
そんなマァムに、ポップはいたって冷静です
ヒュンケルもクロコダインも・・・そしてダイも
みんな大丈夫だと、マァムを安心させるポップ
そんな中、ダイを探す兵士たちから、"ルーラ"か何かで遠くに行ってしまったのではないかという言葉が聞こえてきました
彼は兵士たちの"ルーラ"という言葉に、何か思い当たるふしがあるようです・・・
無我夢中で"ルーラ"を唱えたダイは、無意識にテランへ来ていた様です
彼が湖のほとりに佇んでいると一人の少年が現れ、目の前でこけてしまいます
少年が持っていたのは、竜の神にお祈りをする道具でした
彼は、彼の両親と共に、毎日お祈りをしているようです
目の前にその"勇者"がいるとは、夢にも思っていない少年
彼は、今世界中で暴れている大魔王を、勇者が倒してくれると心の底から信じているのです
少年の無邪気な笑顔を見たダイは、急に立ち上がりその場から駆け出していきました
「ごめん・・・!ごめんよっ!!」
少年に"うん!"と言ってやれなかったダイ
彼は、"勇者"という重圧に押し潰されそうになっているのです
「・・・とりあえず、ゆっくり泣いていてもいいぜ・・・」
聞き覚えがある声にダイが振り向くと、そこには親友であるポップが立っていました
一方、レオナたちは、今度はポップまでいなくなったと大騒ぎをしていました
彼もまた逃げ出してしまったのか・・・?
しかし、マァムには分かっていました
ポップがダイを連れ戻しに行ってくれた事を・・・
次回に続く・・・
まとめ
ダイがいなくなってしまい、いつも前向きなはずのマァムまで諦めムードになってしまいました。
しかし、ポップは違います。彼は、魔法使いに必要な”冷静さ”を忘れていません。
そして何よりも、ダイの事を心から信じているのです。
無意識にテランへと逃げていたダイ。これには、何か意味があるのでしょうか?
そして、そんなダイを追いかけていったポップは、果たして彼を連れ戻す事が出来るのでしょうか・・・!?
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