漫画版ドラゴンクエスト ダイの大冒険の第197話 『竜魔人逆襲!!!』ネタバレ、ストーリー振り返り感想記事です。
※漫画版ネタバレを含みますので、まだ読んでいない方は注意。
前回のあらすじ
ハドラーの呪文が、動けないバランの背後から襲います。
もうダメかと思われましたが、なんと立っているのもやっとのダイが、竜闘気で防御し事なきを得ました。
二人が本気で力を合わせれば、何か新しい"最後の力"が生まれるかも知れないというダイの言葉に、何かを思い出したバラン。
そして彼は、"ラリホーマ"でダイを眠らせると、"竜魔人"へと変身しました。
今ここに、竜魔人と超魔生物の対決が始まります。
ここから本文
一発殴られただけで、吹っ飛んでいったハドラー
それではと、ヘルズクローで突き刺しますが・・・
バランの凄まじい猛攻に、ハドラーはなす術がありません
彼は再び、壁に打ち付けられてしまいました
竜魔人と化したバランは、自分が瀕死に陥るか、相手が死ぬまで戦いをやめる事はありません
そして、鬼神の如く圧倒的な強さを見せるバランに、手も足も出ない状態のハドラーです
しかし、負ける訳にはいかないハドラーは、"覇者の剣"で斬りかかりますが・・・あっさりと腕を取られ、そのままへし折られてしまいました!
もうこれで彼は、剣と極大呪文を使う事が出来なくなりました
超魔生物は、竜魔人の能力を研究し作られました
そのため、肉体は互角かそれ以上の強さを誇るはず・・・
しかし、何故か全く歯が立たない状況に、ハドラーは困惑します
一方、二人の戦いを見ていた大魔王バーンには、バランの強さの秘密が理解できたようです
どんな動物でも、巣を突かれれば怒る・・・
相手が自分より強い動物でも、我が子を守るために凄まじい力を発揮し逆襲してきます
ダイに深手を負わせた事が、ハドラーにとっては逆に仇となったという事です
そしてバーンは、ハドラーに勝ち目が無い以上、黒の結晶を爆発させてやるのが情けだと言います
次にバランがハドラーと接した時・・・その時が最後の時だと言うバーン
そして、彼が指先から結晶に向かって、魔法力を飛ばそうとした・・・その時!?
腕がへし折れ、強力な技を何一つ使えないはずのハドラーが空中に舞い上がり、再度戦う意志を示しています!
伏したままで死を待つのは、この激痛よりも耐えがたい事だと言うハドラー
なんと!?彼は、その折れた右腕で"超魔爆炎覇"を放とうというのです!
そんなハドラーの強い意志に、バランも真正面から受け止めるつもりです!!
二人が激しくぶつかり合います!
しかしハドラーの決死の執念も虚しく、結果はバランの圧勝でした!!
そんな、ハドラーの最後の執念を褒めたたえるバーン
「だが案ずるな!お前の望み通り・・・死してもバランに一矢を報いてやる・・・!」
そう言ってバーンは、黒の結晶に魔力を飛ばしました!!
・・・
どういう事か、黒の結晶は爆発していません
バーンの魔力は、確かに送られたはずです
「・・・ぬかったな・・・!大魔王バーンよ!!」
それは自信に満ち溢れた、バランの声でした!
このチャンスを待っていたと言う、バラン!
なんと彼は、ハドラーの身体をぶち抜き、黒の結晶の爆発を抑え込んだのです!!
次回に続く・・・
まとめ
竜魔人と化したバランは、ハドラーが手も足も出ない程の圧倒的な強さを誇っていました。
肉体的にはハドラーと変わらない強さのはずですが、子を守る親の本能がバランを強くしたのです。
しかし、腕をへし折られたも立ち向かっていくハドラーは、今や武人のお手本のような精神力を持っています。
こうやって主要な登場人物が、肉体的にも精神的にも成長していく姿を見る事が出来るのも、ダイの大冒険の醍醐味ですよね。
そして、竜魔人となりながらも冷静にチャンスを窺っていたバランは、見事、黒の結晶の爆発を抑え込む事に成功しました。
しかし、これで本当に爆発を回避できるのでしょうか!?大魔王バーンの力を甘く見てはいけません!
記事一覧、サイトマップへはコチラから→