漫画版ドラゴンクエスト ダイの大冒険の第54話 『噂の大魔導士』ネタバレ、ストーリー振り返り感想記事です。
※漫画版ネタバレを含みますので、まだ読んでいない方は注意。
前回のあらすじ
ダイが逃げない様、レオナを氷漬けにしてしまったフレイザード。
フレイザードの思惑通り、ダイはレオナを置いて逃げる事を断固拒否します。
マァムはそんなダイを気絶させ、連れ出す事を決意します。
そして、なんとか気球船でバルジ塔から脱出した一行でしたが、フレイムの大軍に追いかけられ気球船を燃やされてしまいました。
沈没する!と思われたその時、気球船が閃光に包まれフレイムたちが消え去りました。
この閃光の正体は一体?
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間一髪で大渦から逃れたポップたちは、閃光が放たれた岩穴へ向かいます
岩穴の奥には一人の男の姿がありました
彼は誰にも会いたくないと、歓迎されていないようです
するとマァムが何かに気付きます
どうやらその男に見覚えがある様です・・・
男の名前は"マトリフ"
彼はなんと!マァムの母親と共に戦ったアバンの仲間だったのです!
"大魔導士マトリフ"としてアバンと共に戦い、その後はパプニカ王家に仕えていた、名の知れた人物のようです
マァムにとっては、昔から知っているただのスケベ親父のようですが・・・
マトリフなら今の状況を何とかしてくれるかもしれない!
レオナ救出に力を貸してもらえる!
フレイザードの結界を破る事が出来る!
そう期待し懇願しました
しかし・・・
マトリフの答えはNOでした・・・
都合よく使われた過去があり、誰も信用できないというマトリフ
人間の汚い部分に嫌気がさしてしまったようです
人間なんてみんな同じ・・・どうせまた都合よく使うつもりだろう・・・
卑屈になってしまったマトリフは、もう誰にも力を貸すつもりは無いようです
しかし!そんなマトリフの考えに待ったをかける声が!
それはダイでした!
いつの間にか意識を取り戻していたダイ
ダイは体はフラフラですが、毅然とした口調でマトリフに意見します!
全ての人間が自分のことばかり考えているわけではない!アバン先生の仲間だった人なら分かるはずだ!!
そんなダイの目は、マトリフにアバンを彷彿とさせました!
アバンの最後の弟子である事を伝えたダイ
それはアバンの死を意味します・・・
アバンの意志をつぐダイの気迫に心を動かされたマトリフは、静かに頷きました
フレイザードの氷炎結界呪法を破るには、炎魔塔と氷魔塔の両方を破壊する以外に方法はない
そのためには爆弾が必要・・・
爆弾はバダックが作れるそうです
しかし魔法で破壊出来るというポップ
マトリフはそんなポップに興味を示します
ポップの魔法使いとしての素質をかったのでしょうか?
どうやら違うみたいです・・・
その頃、鬼岩城ではハドラーがダイ抹殺の策を練っていました
総攻撃をかけるというハドラー
ダイを確実に仕留める気です!
そんなハドラーの計画に、竜騎将バランが興味を示します
恐らく、噂のダイと一戦交えてみたいのでしょう
しかし、慌ててバランを止めるハドラー
バランにミストバーンが苦戦しているという、カール王国侵略を命じます
それもそのはず、ダイの紋章の事を知っているのはハドラーだけ・・・
大魔王バーンにさえ伏せているのです
竜の紋章と竜の騎士・・・そして竜騎将バラン・・・
ダイとバランを会わせると何かとまずいハドラー
勘のいいバランはハドラーに詰め寄りますが・・・
上官であるハドラーの顔を立て、追及はしないバラン
強者の余裕、器の大きさを感じます
バランがカールを落とすまでに、なんとしてもダイを始末する必要があるハドラー
全力でダイを叩き潰しにかかります!
次回に続く・・・
まとめ
閃光を放ったのは、アバンと共に魔王軍と戦った"大魔導士マトリフ"でした。
都合のいいように使われた過去から、人間を全く信用していないマトリフでしたが、アバンと同じ目をしているダイの気迫に心を動かされました。
勇者アバンと駆け出し勇者ダイ。勇者と呼ばれる者は、真っすぐで淀みない澄んだ目をしているのでしょう。
そして、ダイにバランを近づけようとはしないハドラー。竜の紋章を持つダイと竜騎将バランとの関係は・・・?
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