漫画版ドラゴンクエスト ダイの大冒険の第36話 『父の敵・・・アバン!?』ネタバレ、ストーリー振り返り感想記事です。
※漫画版ネタバレを含みますので、まだ読んでいない方は注意。
前回のあらすじ
ダイ達の前に立ちはだかる、不死騎団長ヒュンケル。
彼の前には、大地斬、海波斬、アバンストラッシュまでもが無力です。
何故なら、空裂斬を会得していないダイのアバンストラッシュは未完成だったからです。
ダイを追い詰めるヒュンケルは、剣を鎧へと変化させ更なるパワーアップを遂げたのでした!!
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大魔王バーンから貰い受けたという、鎧の魔剣をまとったヒュンケル
攻撃呪文を一切受け付けないという鎧ですが、そんなはずは無いとポップとマァムは攻撃呪文を放ちました!!
しかし・・・
やはり本当に攻撃呪文は効かないようです!!
それなら!とポップは覚えたばかりの"ギラ"を放ちました!!
すると!!ヒュンケルは手をかざしてギラを跳ね返してしまいました!!
自分の魔法を喰らったポップは吹っ飛んでしまいました
ヒュンケルの鎧は魔法が当たっても無傷、更にはマホカンタのように跳ね返す事ができる最強の鎧なのです
ヒュンケルに立ち向かおうと武器を構えるマァム
アバンの教えに従い、女性でも正義のために戦おうとします!!
ヒュンケルもアバンの教え子です
アバンのしるしを持つ者に間違った心を持つ者はいない!とマァムは熱い想いをヒュンケルにぶつけます
しかし、ヒュンケルにはその想いは届かないようです・・・
アバンのしるしを投げ捨てたヒュンケル
アバンの対しては恨みや憎しみの感情しかないようです・・・
しかし何故そこまで憎いのでしょうか?
そんなマァムの問いかけにヒュンケルは答えます・・・
なんと!!アバンはヒュンケルの父の敵だと言うのです!!
ヒュンケルは自分の胸の内を語りだしました・・・
それは、ハドラーが魔王としてホルキア大陸を支配していた頃まで遡ります・・・
戦争孤児であったヒュンケルは、地獄の騎士であるバルトスに拾われ育てられたのでした・・・
バルトスはハドラー軍最強の騎士であり、ハドラーの間へと続く地獄門の門番であったそうです・・・
バルトスはヒュンケルを実の子のようにかわいがりました
ヒュンケルにとっても、始めてぬくもりを与えてくれた大切な父親でした・・・
そんなヒュンケルの話を聞くダイは、自分と同じ境遇に心を揺さぶられます
しかし、そんな幸せな日々も長くは続きません・・・
勇者アバンがハドラーの城に攻め入ってきたのです!!
門番としてアバンと戦わなければならないバルトス
ヒュンケルを安全な場所に隠し、一人戦いの舞台へと消えていきました・・・
戦火の中、一人じっと待つヒュンケル・・・
バルトスの身を案じていたに違いありません
そうして幾分かの時間が経過した後に、ハドラーの断末魔の叫びが城中にとどろきました!!
断末魔の叫びと共に静まり返った城内・・・
バルトスの身の危険を感じたヒュンケルは、隠れ場所を飛び出しました!!
バルトスを探し城中を走りまわします!!
そしてヒュンケルの目に飛び込んできたのは、変わり果てたバルトスの姿でした・・・
アンデッドであるバルトスは、ハドラーの魔力なくしては肉体を維持出来ません!!
ハドラーが死んだ今、バルトスは・・・
バルトスの体が崩壊し、ヒュンケルが作ってあげた首飾りだけが残りました・・・
父の死に涙するヒュンケル
泣いても泣いても泣き足らないほど涙を流し、泣き疲れたヒュンケルの前に一人の男の姿が・・・
その男はなんとアバンでした!!
ヒュンケルはアバンを一目みて父の敵だとわかりました
しかし、今アバンに立ち向かっても勝てる訳がありません
アバンは当然ながら、目の前にいる少年が地獄の騎士に育てられたなど想像も出来ません
そして、ヒュンケルは復讐のためにアバンに師事したのでした!!
一連の話を聞いたマァムがヒュンケルを諭そうとします
しかしヒュンケルの決意は固く、聞く耳を持とうとしません
自分の胸の内を語ったヒュンケルは、遊びは終わりだと言わんばかりに止めを刺しにかかります!!
兜から剣を外したヒュンケルは、狙いをダイ一点に定めました!!
そして、剣から物凄い衝撃波が発生しダイを襲います!!
なんとこの技はアバンを仕留めるための必殺技だったそうです!!
次回に続く・・・
まとめ
鎧の魔剣をまとったヒュンケルの前には、ポップの攻撃呪文ですら無力でした。
更には、跳ね返らされダメージを負わされてしまいます。
そしてヒュンケルの過去が明らかになりました。
彼は魔物に育てられたため、間接的にも育ての親を殺したアバンを恨んでいたのです。
魔王ハドラーと勇者アバンの戦いの裏では、こんなドラマが展開されていたのですね。
いくら魔物とはいえ、家族を失った側からすれば相当辛かったのだと思います。
その恨みはアバンの教えを受けていく過程でも消えなかったわけですから、相当な物だったんでしょう。
胸の内を語ったヒュンケルは、止めを刺そうと兜から剣を外し必殺技を放ちました。
ダイの命運はいかに?
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