ドラゴンクエスト ダイの大冒険の外伝的なスピンオフ作品である、 勇者アバンと獄炎の魔王の第22話 『未来のために(前編)』ネタバレ、感想記事です。
今回の内容は、Vジャンプ2022年9月号でご覧になれます。
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※ネタバレを含みますので、まだ読んでいない方は注意。
・バダック登場
物語冒頭、原作ではお馴染みの"バダック"が登場します。
バダックは、呪文が効かない殺人機械を倒せるのは、パプニカ一の大剣豪である自分しかいないと豪語します。
しかし、彼はバブルスライムにやられて負傷しており、立ち上がる事すら出来ません。
この頃のバダックは、原作時に比べ髪や髭も黒く、若々しい印象です。
・ロカの意地
一方、キラーマシンと死闘を繰り広げているロカ。
パプニカ兵は呪文攻撃が主体であり、戦士であるロカしかダメージを与える事が出来ません。
しかし、キラーマシンの硬さに苦戦を強いられています。
するとそこに、アバンが駆け付けました。
キラーマシンの頭部が弱点だとあたりを付けたロカは、アバンと共に頭部への攻撃の隙を伺います。
パプニカ兵たちは、ダメージは与えられなくとも呪文を放ち続けています。
そして、諦めずに攻撃し続けた結果、キラーマシンの足を止める事に成功します。
その隙に、ロカとアバンは二人で"豪破一刀"を放ちました。
しかし、訓練をサボっていたアバンの攻撃は、キラーマシンの頭部をかすっただけでした。
それに対しロカの一撃は、見事キラーマシンの頭部を切り裂きます。
・パプニカ王登場
翌朝、パプニカ王から直々に礼を言われたアバンたち。
原作では、ヒュンケル率いる不死騎団の襲撃によって亡くなった、レオナの父親の登場です。
パプニカ王から、何か力になれる事はないかと尋ねられたアバンは、彼の望む条件を満たす場所を教えて欲しいと答えました。
それは、周囲に人が住んでいない荒野のような場所で、遮る木々などがなく太陽が真上に強く輝いているといった条件でした。
そうです。それはまさに、"凍れる時間の秘宝"の条件が揃う場所です。
パプニカの北の外れにある、"ウロド平原"であれば、アバンの言う条件が揃っていると言うパプニカ王。
そしてアバンは、その場所で"決闘"を行うと言います。
一方、パプニカ王は、国にとって脅威となるキラーマシンの残骸を回収し、側近の"テムジン"に分析を始めさせています。
近い将来このテムジンが、自分の娘のレオナ殺害を企てるとも知らずに・・・
原作では、テムジンが人間の魔法力で動かせるように、キラーマシンを改造完了していました。
・パーティー解散!?
やはり、アバンが言っていたもう一人の助っ人は、"ブロキーナ"でした。
原作でも、アバン、マトリフ、ブロキーナの3人と、ハドラー率いる魔王軍との戦いが描かれています。
一方、"凍れる時間の秘宝"の存在を、ロカとレイラの明かすアバン。
しかも、数百年に一度のチャンスが今日しかないと知ったロカは、やる気満々です。
しかし・・・レイラが子を宿している事を知っているアバンは、彼らを戦いに巻き込むつもりはありません。
このパーティーを一時解散すると宣言します。
原作の 第307話『凍れる時間・・・!』 に同じ回想シーンがあり、遂にここまできたかといった所です。
・感想、まとめ
バダックやテムジンといった、原作にいたキャラが登場しました。
また、レオナの父であるパプニカ王も登場しました。
とても温厚そうに感じましたが、レオナのおてんばな性格は母親に似たのでしょうか?
そして、原作でもあったパーティー解散を告げるシーンです。
"凍れる時間の秘宝"を使った後、どの様な展開が待っているのか、次回以降が気になります。
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