漫画版ドラゴンクエスト ダイの大冒険の第340話 『ダイの決断』ネタバレ、ストーリー振り返り感想記事です。
※漫画版ネタバレを含みますので、まだ読んでいない方は注意。
前回のあらすじ
その瞬間、世界が輝きました。
見事、爆発を阻止できたのです。
バーンが怒り狂う中、世界中の空が黄金色に輝いています。ゴメちゃんが、みんなにサヨナラを言っているのです。
みんながそれぞれゴメちゃんに別れを告げる中、ダイは次に彼が地上に落ちてきたら、今度もオレが見つけて同じ願いを頼むと心に誓うのでした。
6つの柱を全て凍らせる事が出来たのは、人間たちの"絆"のおかげです。
バーンの馬鹿にしていた彼らの"絆"が、奇蹟を起こしたのです。
目の前で奇蹟を見せつけられたバーンは、黙ってうつむいたまま微動だにしません。
ここから本文
黙ってうつむいたまま、微動だにしないバーンに向かって、ポップが啖呵を切ります!
すると突然!?目を見開いたバーンは、彼らを睨みつけました!!
言葉は聞こえていたが、少々考え事をしていたというバーン
しかし、おかげで分からなくなったと言うバーン
人間は、何故これほどの力を持ちながら、"無益"な事に使うのか?
いや、"無益"な事に力を費やすからこそ、これほどの力なのか?
バーンは、その答えをポップに問います
「・・・教えておいてくれないか・・・?」
今この場で彼らを皆殺しにして、また同じ事をすればいい!!
バーンに悠久の命がある限り、人間たちの地上破滅計画阻止は、一時の時間稼ぎ・・・ただの自己満にしか過ぎません
だから、バーンにとって彼らの行動は、どちらにせよ"無益"なのです!
だからバーンは、そんな無意味な一瞬の勝利を得るために、すべてを投げうる人間という生き物が理解できないのです!!
「・・・うぬらを殺す!!」
竜の騎士の血は絶え、地上の強者たちは全滅・・・!
今、始めて人間に感服していると言うバーン
ポップの言う通り、人間は凄く、壮絶な生き物だと認めました
バーンは、彼らが最後の最後の時、実際に美しかったと称賛します
嫌味まじりに人間を褒め、高笑いをするバーン!
実際問題、彼らがバーンに勝てる見込みはありません
せっかく奇蹟を起こしたのに、最後はバーンの勝ちだとは・・・
しかし、まだ諦めていないダイは、何か手段はないかと必死で考えています
ゴメちゃんの最後の贈り物を・・・みんなの今までの努力を・・・そして、世界中の人々がやっと手に入れた平和を、たった一瞬の物になんて、絶対にしてはいけない!
その時です!?
何かを思い付いた様子のダイ!
しかし彼の顔は、恐怖からか汗が噴き出しています
最後まであがくしかないと、ポップたちが覚悟を決めると、突如ダイが二人の前に立ちはだかりました!
"神の涙"がない今、"瞳"をどうするつもりなのか・・・?
バーンは、ダイの行動が理解できません
ポップたちが、言われた通りに"瞳"を集めると、ダイはそれをしっかり持って守っていて欲しいと言い出しました
「・・・これから・・・恐ろしい事が起こる!!」
最後に、たった一つだけ試してみたい事があると言うダイ
そしてダイは、隙があれば、上手くバーンパレスから脱出して欲しいと言い出しました
しかし、バーンパレスには、バーンの魔力による結界が張り巡らされているはずです
ところが、心配はいらないと言うダイ・・・
それは、もしダイの狙い通りになれば、結界が消えるからです
すなわち、バーンが死ぬという事です!
突拍子もない事を言い出したダイに、少し呆れ気味のバーン
いくらバーンが傷付いているといっても、彼ら3人では勝ち目がないのは明白であり、それが冷徹な事実だからです
しかし・・・!?
「3人じゃない・・・おれだけで戦うんだ・・・!!」
"双竜紋"を知らなかったポップは、ダイの二つの紋章に驚愕します!
しかしそれは同時に、それだけ大魔王が強いという、裏返しでもあるのです!!
一人で戦うと言うダイに、ならばなおさら自身の勝利は揺るがないと、自信を覗かせるバーン!
次回に続く・・・
まとめ
地上消滅計画を阻止したダイたちでしたが、"ピラァ・オブ・バーン"の爆発を止めただけで、バーンを倒した訳ではありません。
バーンからすれば、また長い年月をかけて同じ作戦を実行すればいいだけです。
片腕を奪い"天地魔闘の構え"を破った彼らは、勝機が見えたかに思われました。
ところが、バーン以上に彼らのダメージは深刻なようです。
そこで、ダイが最後の策を思い付いたようですが、彼の様子が変ですよね。
自分でも、恐怖するほどの方法とは一体・・・!?
記事一覧、サイトマップへはコチラから→