漫画版ドラゴンクエスト ダイの大冒険の第275話 『兵士の昇格』ネタバレ、ストーリー振り返り感想記事です。
※漫画版ネタバレを含みますので、まだ読んでいない方は注意。
前回のあらすじ
見事、魔物たちを全滅させ魔法円を守り切った事により、バーンパレスに応援を送る事が出来るようになりました。
そこで、いまだ元気なチウ、クロコダイン、ビースト君の3人がバーンパレスへと飛び立ちます。
一方、ヒムの強烈な一撃を喰らったヒュンケルは、全身の感覚がなくなり意識が遠のいていきました。
その頃、回復を終えたダイたちの前に、ミストバーンが現れます。
意識を失ったヒュンケルの潜在意識に、アバンが語り掛けてきました。
彼はヒュンケルがまだ、力の全てを出し尽くしておらず、まだやれる事が残っていると言います。
その言葉を聞き、不屈の闘志で立ち上がったヒュンケル。
彼とヒムの死闘が、再び始まります。
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ヒムの猛攻になす術のないヒュンケル
手応えのない戦いに、ヒムは苛立ちを隠せません
"ブラッディースクライド"や"虚空閃"はどうした?と怒りをぶつけます
しかし、今のヒュンケルの"ブラッディースクライド"では彼を捉える事は出来ません
おまけに生命の宿ったヒムには、"虚空閃"はきかないのです
敵陣深く斬り込んだ兵士の駒は、女王などの強力な駒と同じ能力を持つ事が出来るというチェスのルールがあります
ヒムの銀の髪は、まさに昇格の証です!
幾多の戦闘を経験し、最強級の戦士に進化した証明なのです!!
しかしヒムにとっては、そんな事はどうでもよい事です
手も足も出ない相手になったら、反撃は全て諦めたとでも言うのか!?
そう言って、連打をくらわすヒム!
なすがままにやられるヒュンケルですが、ヒムを睨み付けるその目は、まだ死んでいません
ヒュンケルはヒムの一瞬の隙に、己の最大最強の技をぶつけるつもりです!
両者駆け出し間合いがつまった、次の瞬間!?
ヒュンケルは、鎧に仕込まれた盾を投げつけました!
そして、ヒムが渾身の左拳をお見舞いしようと、振り抜きます!
しかし!?
ヒュンケルはその一瞬の隙をつき、飛び上がったのちにヒムの背後をとる事に成功しました!!
「ヒムッ!!オレといっしょに地獄を味わえッ・・・!!」
ヒムを羽交い絞めにしたまま、"グランドクルス"を放とうとするヒュンケル!
このままでは彼自身も無事では済みませんが、こうする以外方法はないのです!!
しかし・・・?
そう簡単にやられるヒムではありません!
何と彼は力ずくで抜け出し、ヒュンケルの顎に強烈な突き上げアッパーを食らわせたのです!!
すでに2発の"グランドクルス"を放っていたヒュンケル
そのため、闘気が集束するまでの時間が、いつもより遥かに遅かったのです
全ての武器を使い果たし、もはや完全に打つ手なし・・・
・・・い・・・いや!ま・・・まだだっ・・・!!
ヒュンケルの魂の力は、"闘志"です!
これで諦めてしまうようでは、ダイたちや師匠アバンに笑われてしまいます!!
よろめきながらも、再度立ち上がったヒュンケル!
その闘志を認めたヒムは、ヒュンケルに槍を投げ渡します
しかし・・・!?
なんと彼は、槍はもう使わないと言いました
更にそれだけでなく、装着していた鎧を全て解き放ったのです!
目には目を・・・歯には歯を・・・
そして、"闘気には闘気を"!!
次回に続く・・・
まとめ
一瞬の隙をつき、背後から羽交い絞めにしたヒュンケルでしたが、強引に抜け出されてしまいました。
やはり、体力が消耗している上に、1日に2発も"グランドクルス"を放っていた事が影響しているのでしょう。
万全の体勢であれば、結果は違っていたのかもしれません。
しかし、そんな状況であるにも関わらず、なんとヒュンケルは武器も防具も捨て、己の拳で戦うつもりです。
いくら目には目を、闘気には闘気をと言っても、丸腰で挑むとは無茶がすぎます。
果たして、ヒュンケルに勝算はあるのでしょうか!?
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