漫画版ドラゴンクエスト ダイの大冒険の第84話 『笑う大魔王』ネタバレ、ストーリー振り返り感想記事です。
※漫画版ネタバレを含みますので、まだ読んでいない方は注意。
前回のあらすじ
湖の底の神殿を破壊し、ポップたちの前に現れたバラン。
バランは、ダイを説得し連れていこうとしますが、ポップが自信の最強呪文"ペタン"を唱え阻止します。
しかし、バランの強さは桁違いであり、"ペタン"ですら足止めにもなりません。
バランが紋章の力を解放すると、"ペタン"の重力場は破壊されてしまいました。
なす術がないポップたちですが、「同族だからといって、ダイを自由にできる権利はない!」と必死の抵抗を見せます。
そこでバランは「我が子供をどう扱おうが勝手のはず」と、ダイが自分の子供であることを明かしました。
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バランが明かしたダイとの親子関係・・・
しかし信じられないポップは、証拠を出せと食い下がります!
するとバランは、額の紋章がなによりの証拠、自分以外に竜の紋章を持つ可能性があるのはダイだけだと、自信を持って答えます
そこでレオナが、母親の存在を尋ねました
その問いにバランは、ダイには母親の面影があると呟きました・・・
そしてバランは、母親の面影が残るというダイを、少し悲しそうな表情を浮かべながら見つめています
悲しそうな表情から一転、険しい表情になったバランは「貴様ら人間には関係ないことだ!」と言い、再びダイを連れていこうとします
そんなバランを止めようと、メルルも立ち上がります
しかし、ナバラによると竜の騎士に滅ぼされるということは、人間が悪いということ・・・
世界の平和を脅かしているのは、人間ということになります
そんな状況を、悪魔の目玉を通じて見ていたハドラーたち
何も知らなかったザボエラは、驚愕の事実に驚いています
そして、隠していた事実がばれてしまったハドラーは、怒りで震えていました
キルバーンに"小心者"と小馬鹿にされ、怒りを露わにしたハドラーでしたが、ここは大魔王バーンの御前です
ミストバーンの「静粛に」という声とともに、先ほどまで怒号を上げていたハドラーが一瞬で大人しくなりました・・・
大魔王バーンの登場に、一同ひかえます
そのとんでもない威圧感を感じるハドラー・・・
やはり大魔王バーンとは、次元の違う存在なのでしょうか
バーンも、バランとダイたちのやり取りを見ていたようです
そこでキルバーンが、鬼岩城での出来事を話し始めました・・・
キルバーンは、ハドラーがバーンに一番知られたくない事実をあっさり言ってのけます
まるでハドラーをからかっている様子のキルバーン
恐ろしい男です・・・
バーンはミストバーンに、ダイの強さをどう見ているか問います
ミストバーンは、ダイとフレイザードの戦いから"軍団長を凌駕する素質を備えている"と分析しました
ミストバーンにそう言わしめるダイの実力は、竜の騎士のポテンシャルの高さを示しているのでしょう
ミストバーンの分析結果を聞き、声高らかに笑うバーン!
バーンは、通常ならこの世に一人しかいない竜の騎士を、二人も自分の部下にできるかもしれないと喜んでいます
バランの実力を知っているバーンは、勝算が高いと考えているのでしょう
そしてキルバーンが、「ダイ奪還の暁には何か褒美を」と盛り上げます
そこでバーンは、褒美として"魔軍司令の座"を与えると宣言します!
ハドラーは始めてダイの紋章を見た時から、こうなる事を恐れていました
キルバーンが余計な事をしたというのもありますが、何度もダイ抹殺に失敗した事が大きいでしょう
狡猾なザボエラは、ハドラーに見切りをつけバランに取り入る画策を始めます・・・
しかし、そうはすんなり事は運ばないようです・・・
いち早くその異変に気付いたバーン
悪魔の目玉を見ると、先ほどまで倒れていたダイが起き上がっています!
ボロボロな状態のダイですが、"最後の武器"があると言います・・・
最後の武器・・・
それはマトリフに教えてもらった、勇者が持つ最強の武器・・・
どんな強敵にも立ち向かっていく"勇気"です!!
次回に続く・・・
まとめ
バランはダイの母親について聞かれた際に、悲しそうな表情を浮かべていました。
人間を滅ぼすべきだという考えと、何か関係があるのでしょうか?
そして、ハドラーは隠していた秘密がばれてしまいました。
ダイの紋章を始めて見た時から、バランがダイを引き入れ、それによって魔軍司令の座を奪われるかもしれないと読んでいたハドラー。
恐れていた事が現実になろうとしています。
また、勘の良いキルバーンは、鬼岩城でのハドラーの様子から全てを読み取っていたのだと思います。
死神と恐れられるキルバーンは、強さだけでなく賢さも兼ね備えた恐ろしい男なのでしょう。
桁違いの強さを誇るバランに立ち向かうダイ。奇跡は起こるのでしょうか?
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